オーバーツーリズムでレストラン探しや予約も面倒になったので、遊びに来てくれた後輩とデパ地下で待ち合わせて、ゴージャス弁当とケーキを買って我が家で食べることにしました。
時間より早く行って見ていたら、余計に迷うデパ地下ワンダーランド。
「あんまり迷ってると時間がなくなっちゃいますね」
「ハッ、そうだわ。じゃあ、牛か寿司?」
「韻、踏んでます?牛にしましょう!」
次はケーキ。
「実家に帰った時もここで買ったんだ。その時は ”あまおう” と ”せとか” だったけど、今日はイチゴとマンゴーだね」
「また韻、踏んでます?」
踏んでない YO!
ここの生クリームは美味しかったと口走ったら、プリンやムースの上にマンゴーが乗っているのを選ぼうとしていた後輩ちゃんも
「なんですと?じゃあ私もケーキで!」
彼女が遊びに来てくれる時に何が楽しいかといえば、お茶を色々と飲み比べることです。
『果物のコンポートのように甘く華やかな香り』のダージリン春摘みサマビオンを淹れたら、マンゴーに負けていました。甘く華やかな香りなら良いかと想像したのですが、マンゴーって思った以上に強いなぁ、と二人して驚きましたね。
これでどうだ!彼女が誕生日に贈ってくれたダージリン秋摘みのセリンボン。『熟した葡萄やカラメルを思わせる芳醇な香り』のカラメルが少しマンゴーの強さを抑えて葡萄感が出ました。
我々が好んで飲むのが、ルピシアの茶園ごとの茶葉です。以前はよくダージリンフェアで飲み比べをしましたが、そのうち「ルピシアがこういう説明をする時はこんな香り、こんな味」がわかるようになったので、もうパッケージの説明で想像できます。
ルピシアは本社をニセコに移しましたね。その前は自由が丘、私が行き始めた頃はその前。さて、どこにあったでしょうか?
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千駄ヶ谷だがや!
最初はダージリンフェアも小ぢんまりやっていましたよね。そのうち、品川インターシティだ、横浜パシフィコだと大きな会場になり、全国数か所で開催されるようになりました。
ダージリンと一口に言っても、谷により茶園によりロットにより違うので、お気に入りを探すのが楽しいものです。
もちろんダージリン以外も。私はパンチの効いたお茶が好みで、アッサムやケニアも好きです。普段はストレートですが、ニルギリだけは柑橘類を浮かべたくなります。スリランカでは茶園(ヌワラエリヤ)で製茶見学もしました。お茶は何でも好きとはいえ、やはり紅茶が好きなようです。
デパ地下に少し早く行ったのは、このお茶菓子を買いたくて。前回は林檎あんのどら焼きを買いましたが、その前にショーケースのこれらのお菓子を見て、懐かしい!と思ったのです。
でも、聞いてみたら名古屋の会社だそうで、子供の頃から知っていたのはどうしてだろうと不思議に思ったのでした。父がたまに出張することはあっても、お土産は「ういろう」だったような気がします。もちろん、デパ地下のお菓子が日常のおやつに出てくるような家ではありません。
3種の詰め合わせを買いました。私が好きなのは、どうやら「旅まくら」だったようです。この皮が好き~。
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