見出し画像

なぜ地域活動だけじゃなく、政治活動もなのか?

私のプロフィールを見ていただくとお気づきと思いますが、私が立ち上げた『旭Hugまちラボ』という団体は地域活動の他に、政治活動をするための機能を持っています。

なぜ、政治活動なのか?今日は政治をバシッと意識するきっかけとなった出来事をお話しします。

昨年から世界中に猛威を振るう新型コロナ。
幸い私や家族は感染から免れてはいますが、昨年初めての緊急事態宣言により、ほぼ2ヶ月の間、私は勤めていた仕事を半強制的にお休みすることになりました。
パートとはいえ、一時的に大事な収入源を失ってとても不安でした。
自粛期間中どんな生活だったかはまた別の機会に書くとして、
本題は私が、「新型コロナ休業支援金・給付金」の対象だったことに関係します。

この支援金、恐らく昨年の夏頃制度ができたようなのですが、私はずっと知らなくて、というよりかは勘違いをしていたんですね、
コロナに罹患して仕事を休まざるをえなくなった人に給付されるお金だと…(´Д` )←違う

まぁその時点でとんだ思い込みさんなのですが、昨年の本当に末の末になって、ネット上のニュースで何やら休業支援金が周知徹底できず、当初の予算を大きく下回る申請しかきていないとの記事を読んだんです。

そこでやっと『あれ?』ってなり、『私ももしかして対象?え、でももう申請期限12月末だし、仕事も年末休み入っちゃったから書類まとめるにも間に合わないじゃん!ぴえん!(T-T)』ってなったんですね。
でもさらによく見ると「国民への周知徹底が不十分だった為に1月末に期限延長する」ようなことが書かれていたので、『おっと、それなら間に合うぞ!』と、なったのでゆったり1月中旬に必要書類揃えて申請したわけです。

でも数日後、労働局からかかってきた電話は不条理にもあなたは審査対象外とのこと。

理由を聞くと、報道では周知徹底の為の期限延長と言っているが、実際に労働局が厚労省から受けている指示では単純に制度を知らなくて遅れた場合では申請の対象にはならないとのこと。

(え?じゃあ何の為の期限延長?書類揃えるのめちゃくちゃ大変だったのに〜!(泣))

と、どうにもこうにも納得いかなかった私はどこに言ったらいいか分からないまま、気づいたらはじめてのTwitterを登録をしていました。

『休業支援金』とツイート検索すると、ちょうど休業支援金の周知と対象者拡充を呼びかけている、1人の国会議員の方のツイートを見つけました。

(この人にダメもとでコメントしてみよう!)
藁にもすがる思いで、一連の出来事をコメントで伝えてみました。
すると、まさかのリアクションをいただき、DMで詳しく私の状況を聞いてくださったんです。 
もうそれだけで田舎者の私にしてみては驚き!
こんなに簡単に国政に携わっている人とつながれるの?Twitterってすごいな!!
もう純粋にそんな感想でした。

数日のうちに事態は解決に向かいました。
その国会議員の方とチームを組んでらっしゃる議員さん達でどうやら直接厚労省の方に確認をとっていただき、私の様な本期限を過ぎた場合でも元々対象である条件の者であれば、延長した期限内で申請すれば対象になることで間違いないこと、厚労省から労働局への指示通達が支部によっては認識が違って伝わってしまっている可能性があるということが明らかになったようです。

後日労働局から、先日審査対象外と伝えた申請の件がやはり対象になる可能性があるので連絡しましたと電話がきて、その後はもちろん無事に支援金がおりました。

この一件で、Twitterで反応してくださった議員さんに心から感謝しています。

議員の職務というのがどういうものなのか、分かっているようで今までちゃんと考えてこなかったのですが、改めて国のシステムで困ったな、変えたいんだといった声を集めてより良い方向に提案をして、国のしくみを変えたり国を動かしていく。本来そんな事が議員のお仕事なんだなと理解したわけです。

テレビだと国会で寝てたりヤジをとばしてるシーンばかり目立ってしまって、お金がらみのスキャンダルとかあまりいいイメージがなかったのですが、当たり前ながらめちゃくちゃ頑張ってる人がほとんどなんだと気づいたんです。(遅い)

でもそこで不思議とすぐ気になったのが、自分の住んでるまちの議員さんってどうかな?ってこと。
規模は違えど自分たちが住んでいるまちを良くしたい、市民の声を聞いて市政に届ける。そんな仕事をしているはずなんだけど私には今までほとんど縁がなかった。

そもそも何かまちのシステムで困りごとがあった場合に、議員さんに相談するなんて思考もなかった私。

Twitterを検索してみると市議の方であってもTwitterアカウントがあって、まちの情報や市民からの声をsns上からも聞いて広げる活動をしている方が大勢いる。

じゃあ旭市は?…うーん、誰もやってない。

じゃぁまちの事で何か困ったらどうしたらいいの?市のHPに載ってる電話にかけるの?子供の入学式や運動会でお見かけするくらいで、いきなり電話なんて敷居が高いー!

……あ、でも待てよ。もしかして私がそんな役割になれないのかな?

という変な妄想が始まった今年2月の出来事です。

(つづく)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?