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Sky Jamboree 2022 の思い出 その1 ~ライブ以外編~

ああ本当に楽しかった。
参戦して3週間経った今も、この言葉が口をついて出てしまうほどに楽しかった。そんな1日の話を今回はしたい。

はじめましての方はようこそ。知ってる人もようこそ。縹はな(はなだはな)と申します。普段は映像・俳優関連をメインに細々とPodcastで話している、音楽好きでもあるエンタメオタクです。
今年のスカジャン1日目参戦という、個人的には私の『夏の思い出』について、今回は書き留めておきたいと思います。

Sky Jamboreeとは

毎年8月に、稲佐山公園野外ステージ(長崎県長崎市)で開催される野外音楽フェス。通称『スカジャン』。1999年に初開催されて、今年で23年目を迎える。

主催はFM長崎

このSky Jamboreeを主催しているのは、長崎県を放送対象地域としているFMラジオ局、FM長崎

地域差もあるだろうけど、長崎県内は土地柄AMラジオの電波を拾いづらかったので、ラジオ好きな長崎県民はきっとFM長崎にはめちゃくちゃお世話になっているのではないだろうか。
中学生ごろからじわじわとラジオが好きになって、ラジオがきっかけで邦楽大好きになった私にとって、FM長崎が主催っていうだけで心が躍ってしまう。
そんなFM長崎が長崎県の伊王島で開催していた野外レゲエフェスが前身となり、場所を稲佐山に移して野外ロックフェスに姿を変えたのが1999年のこと。その頃ラジオをよく聴いていたからか、初回スカジャンのCMは何となく覚えている。

(余談だけど一番聴いていた時期のイメージがあって未だにスマイルFMって言いたくなっちゃうんだな……ごめんね15年前から愛称はFM Nagasakiなのに……)

コロナ禍とSky Jamboree

コロナ禍にあって中止するという決断を余儀なくされたタイミングが多々あったエンタメ界隈。舞台・映画・コンサート……もちろん野外フェスも例外ではない。全国各地の野外フェスが軒並み中止の憂き目に遭ったのはみなさんご存じの通り。
Sky Jamboreeは2020・2021年と二年連続、新型コロナウイルスの感染拡大防止等の観点から、両年とも6月時点で中止のアナウンスが出ていた。
出演予定アーティストを眺めて、長崎に来て欲しかったな……と悔しく思ったファンも少なくなかったはず。

2022年、待ちに待った3年ぶりの開催が決定した。
スカジャンが長崎の夏に帰ってきた。
興奮と喜びと少しの心配の中、チケットを買った夏の始まりの思い出。

交通手段について

公式シャトルバス

長崎駅⇔稲佐山公園野外ステージ 予約往復1400円、当日往復2000円
以前は往復1000円だった記憶があるから値上げの波がこんなところにも。
ちなみに目視で15台くらい走ってたから、長崎駅からの足としては一番便利だったかも。

公式バスツアー

・県央地域(諫早・大村)
・県北(佐世保)
・佐賀
・福岡
バスのみの利用もOKだし、チケットとセットのものもあった。該当地域からの往復を考えたら便利そう。

タクシー

私が今回利用したのはこれ。稲佐山のふもとあたりまで送ってもらってそこから会場までタクシーに乗った。
自家用車で会場付近には乗り入れできないので(会場は結構山の上。片側一車線なので近くで路肩に停めて降りるとかも迷惑になるのでダメゼッタイ)
会場にはバス停車場と一緒にタクシープールも設置されていて、乗り降りもめちゃくちゃ楽。帰りもいっぱいタクシー来てるからスムーズだった。荷物も多いからタクシーだと気持ちも楽。

Sky Jamboree会場の様子

ここからは、入場前~入場後の会場の様子、グッズや飲食関係などの話をつらつらと。

OPEN(11:00)~ゲート前

当日、長崎市の天気は曇り。
実はお盆あたりから長崎は天気が崩れがちに。週間天気で8/20の天気予報を見られるようになる2週間前から、私は一日に何度も予報をチェックしていた。
数日前の時点で雨予報が優勢だったのに、前日の長崎市は雨予報を覆して晴れ。当日も晴天とはいかないものの、薄曇りで朝を迎えたので、準備していた雨具は最小限にして現地入りした。

私たちがOPEN1時間ほど前にゲート入り口の入場待機スペースに着いたときには、すでに待ちきれないファンたちの長蛇の列が!
出演アーティストたちのバンドTシャツ、過去のスカジャンの公式Tシャツ、前の週に同じ九州の福岡で開催されたNUMBER SHOT2022のTシャツを着ている人の姿も結構見た(イナ戦、Saucy、マカえん、BEAVER…考えてみればDAY1は被ってる出演アーティスト多かったもんね)。

並んでいる間、蛇行する列ですれ違う人たちが身に着けているグッズを観察するだけで楽しかったし、みんながそれぞれマスクの下でも楽しそうにしているのがなんとなくわかるのも嬉しかった。

ああ、本当にフェスが帰ってきた。
そんなことを思っているうちにゲートが開いた……のを私は見たわけじゃないけど、列が大きく前進し始めた。Sky Jamboreeロゴのゲートをめいめいに撮影しながらくぐって、検温と簡単な手荷物検査のあとリストバンドをもらい、念願の会場入り!

入場後会場内

会場に入ってまず迷ったのは、テントを建てるか否か
会場マップを見てもらうとわかるんだけど、Sky Jamboreeの会場には前方から「ライブエリア」「シートエリア」「テント可エリア」の3エリアが設定されている。

ライブエリアは出入り自由のオールスタンディング(人数制限あり、自由位置制)、シートエリアは傾斜のある芝生エリアにレジャーシートを敷いて座り観、テント可エリアは簡易テント持ち込みでテントから観ていい場所(ただしステージから結構遠いから見える?かな?)
色々考えてテントは持って行っていたけど、私たちは結局テントは建てず。雨が降ったり、逆にめちゃくちゃ天気が良かったりしたら退避場所として建てておくのは良さそう。

今回はシートエリアのそこそこ前方に陣取ることができたので、そこから前半はのんびり楽しみつつ、お目当てのバンドの時はライブエリアに行こうという戦法に。
シートエリアも早めに前の方取っておかないと、傾斜中腹から上の真ん中あたりはSky Jamboree公式グッズに並ぶ長蛇の列に横切られる形になっていました。

アーティストグッズ

ひとまず場所取りをしたらグッズを買いに。
シートエリア近くのSky Jamboree公式グッズ列も結構長かったけど、各アーティストグッズ売り場の列はガチでヤバかった。

結論から言うと、並ぶのに相当な時間をかけなくてはいけない+グッズ売り場はステージと反対方向を向いている&シートエリアと飲食エリアを区切る通路あたりがスロープの頂点になっている関係上並んでいる間は音漏れ参戦みたいな感じになる
11時10分ごろマカロニえんぴつのグッズ列に並んだ私、買えたのは12時半頃でした。つまりイナ戦ほどんど観れなかった悲しみ…。

しかも各アーティストごとに列はバラバラなので、ぼっち参戦だと複数アーティストのグッズ買うのは実質不可能な気がする。私はSUPER BEAVERファンの妹にBEAVERグッズはお願いしておきました。おかげで欲しかったタオル買えたよ、ありがとう妹。あと少し後で空いた隙を見てストレイテナーのステッカーもゲットできた。

後悔するとしたら、Sky Jamboree公式グッズが買えなかったことかな。
お昼過ぎに気が付いたらTシャツもタオルも完売……。今年しか買えない公式グッズの後悔先に立たず。Sky Jamboree公式グッズ売り場は上でも書いた通りシートエリア後方にあるので、あそこは並んでいてもステージ見えると思う。
ちなみにスタッフさんのTシャツ(非売品・黄色)が一番かわいかったです。あれ欲しかった。スタッフになるしかねえ…。

飲食販売エリア

飲食、今年惜しむらくはアルコールが無かった事……!!フェスのとき飲むビールと野球観戦の時のビールほどおいしいものはないというのに…飲みたかった…。
坂口健太郎がCMしてるノンアルコール飲料、グリーンズフリーで推し事務所(私は坂口健太郎も所属する芸能事務所トライストーンエンタテイメントを箱推ししています)に貢献した気持ちになるなど。おいしかった。

(アルコール類は持ち込み禁止のお知らせも早めに公式から出ていて、入口の持ち物検査でアルコール持ち込みの有無を調べていたけど、会場内に缶ビールを持ち込んで乾杯している集団を見かけました。みんなルール守ってるのにな…って残念な気持ちにはなるよね。そりゃ私だって飲みたかったわ)

フード関係は焼き鳥、焼きそば、かき氷、ポテト類などの定番屋台のほか、長崎らしい佐世保バーガー角煮まんじゅうの屋台も。
あとスカジャンで忘れちゃいけないのは桃太呂の豚まん!このおかげでこの会場はある……ありがとうスポンサー……と思いながら噛み締める味。

エコロッカーズ

今回場所を取った芝生エリアがステージに向かって左手だったこともあって、わりと近かったので目についたゴミステーション。
主にここを快適に使うためのボランティアをしてくださっていたのがエコロッカーズでした。

"keep clean!keep green!keep on rockin’!"の合言葉を胸に、ライブ会場内ごみステーションにおいて来場者にごみと資源の分別を呼びかけているエコロッカーズ。スカジャンではもう10回続いているボランティアということで、ゴミステーション前ではその声掛けもお馴染みの風景に。
この活動って、稲佐山という緑の素敵な場所を守るボランティアとしてももちろん素晴らしいし、なおかつ参加者側としてもとても助かる。

まずゴミステーション近辺はもちろん、スカジャンの会場ではゴミが落ちているのをほぼ見かけなかった。これって当たり前みたいなことかもしれないけど、1日に1万人近くがひしめく場所できれいを保つのって結構難しいことだと思う。
それに、自分が住んでる土地以外のゴミの分別って難しくないですか?細かい部分の分け方なんかは、県内でも場所によって全然違って戸惑ったりすることも多い。実は会場の稲佐山がある長崎市と、私が住んでいる長崎県内の別の市でもごみの分別方法が違うので、会場でのとあるごみの捨て方に「おおう…?」となったりした。そんな時も、ゴミステーションに居たエコロッカーズの方が声をかけて捨て方を教えてくれたので、戸惑わずにさくっと分けてすぐライブ鑑賞に戻ることができて本当に助かった。ありがとうエコロッカーズ。

素敵な活動だからこれからも続いて欲しいな。
高校生くらいの子から私よりも年上の人まで、幅広い世代の人が大きな声で、笑顔で活動していたのが印象的でした。参加してみたい、と思わせてくれるボランティアだったな。ちなみにエコロッカーズのTシャツもかわいかったです。
Tシャツ専門店(Tシャツショップナカノ)と県内屈指のおしゃれアパレルショップ(TAKEOFF)が協賛についているからっていうのもあるよなぁ……スカジャンの公式スタッフグッズまでかわいい問題……

アーティスト編はまた…

さて、というわけでここから本題に入りたいところです…が!既に4000字を超えてしまったので、各アーティストの話はまた別の記事で。

Sky Jamboreeの話はPodcastの方でもしています。

話題としてはこの記事で書いたこととか、アーティスト別の感想とか。ぜひ音声の方も聴いてみてもらえると嬉しいです。

では、今度は次の記事で。またね。

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