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潜在意識を説得することにした-指令が届いた-

移住に必要な経費180万という金額を弾き出し、毎月15万円づつ貯金すれば、1年後には移住を現実化できることが分かった。しかし、毎月15万円の貯金なんて、現状を考えれば不可能だ。もちろん無理に1年で貯めなくてもいいのかもしれないが、思い立ったらなんとやらで、ずるずるとするのは良くない。考えてみれば、もう何年もスペインに帰るんだ〜と言い続けていたが、具体的な計画を立てていないから、今、この状態なのだ。
ならば、無理を承知で1年で移住を現実化したい。

では、どうするか?
前回も少しだけ触れたけれど、199式アファメーションを実践している。
199式というのは、2チャンネルのスレット『潜在意識ちゃんねる』に199番目に投稿した人が実践していたアファメーションの方法だという。詳しいことは割愛するけれど、199さんが実践していたのは、まずお金に関する法則を確立し、それをただただアファメーションしたんだそうだ。ただ199さんが他と違うのは「なんだか知らないけど」という言葉をつけたこと。ただ「毎月、50万円収入がある」とアファメーションしても潜在意識の抵抗に遭う場合があるが、「なんだか知らないけど」という一言をつけるだけで、潜在意識の抵抗が少なくなるんだそうだ。それでも、潜在意識が抵抗してくる時もあったそうだが、その時も「なんだか知らないけど」と強めに言うと潜在意識が大人しくなったという。

ただ、誤解してはいけないのは、アファメーションしているだけでは収入が上がることはないということ。では、何が起こるのか?
それは潜在意識が、月収50万にするために動き出してくれるのだ。それはひらめきという形かもしれないし、チャンスという形で来るかもしれない。とにかく、ふと思いついたり、やってみようと思うことに出会ったり、気がついたりするのだという。

たまたま199式アファメーションを解説しているYouTubeを見つけて、やってみようと思ったのが4月の終わり頃。そのYouTubeの概要欄に、199さんが当時やっていたアファメーションがいくつか掲載されていたけれど、一番効果があったのが「なんだか知らないけれど、毎月50万円入ってきた」だったらしい。短期間で、これは叶ったというので、私もこのフレーズをアファメーションしている。

アファメーションを始めてから数日後から、なぜか4年前に亡くなった友人のことを思い出すようになった。実は、この友人から私はあることを託されていたのだが、なかなか着手できなかったことがある。
それは、がんの患者さん用に考案した帽子の製作だ。その友人もがんで命を落としたのだが、抗癌剤の副作用で脱毛した時に考えた帽子だった。赤ちゃん用のTシャツをリメイクして作った帽子なのだが、金物を使っていないので検査の時にも帽子を脱ぐ必要がない。女性として検査のためとはいえ、坊主頭を見せるのは嫌だったから、この帽子を作ったのだそうだ。同じように悩んでいた女性にプレゼントしたら、とても喜んでくれたという。
彼女が亡くなる数日前に、この帽子の制作権というかデザインを譲渡された。痛みが続く中でも小春のような穏やかな時間が続くようにと「coharu」というブランド名も彼女が考えたもの。

忘れていたわけではないけれど、どう進めて良いものかもわからず、今まで放置状態だった。それが、このアファメーションを始めてから、気になって気になって仕方がなく、GW中に試作品を作ってみた。
ちゃんとした作り方は聞けずじまいで、どうやって作ったのかは、手元にある彼女が作った帽子から推理するしかなかったけれど、意外と簡単に作れることが分かった。

彼女が作った帽子

さて、どうやってこの企画を進めていけば良いのか模索中だけど、がんばってみようと思う。

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