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潜在意識を説得することにした-来世を妄想してみる-

今年もあと9日あまり。振り返れば、今年は本業の状態が悪く、アルバイトに明け暮れた1年だった。が、どうだろう、私の経済は良くなったのだろうか?答えは否だ。
いまだに治る気配のない新型コロナやロシアのウクライナへの軍事的侵攻、それによる物価上昇に加え、円安・・・と、ここまで悪いことが重なれば、企業に属していない身ではは、這いあがろうにも無理というものだ。

そんな状況を打破したくて、アファメーションをしてみたりもした。けれど、どんなに熱心にアファメーションをしたみたところで、この状況がよくなることはなかった。いや、ますます悪くなっていったと言ってもいいだろう。
何か、根本的な間違いがあるのかも知れないが、メンターのいない自分には、残念ながらわからない。

解決策も見出せず、最近、私は来世に期待しよう!を目標に、願いが届くよう、今世は低めでもいいから安定した人生を全うしようと思っている。

私の来世に望むことはこれだ。

スペインのセビージャにある(女でも男でもいい、どちらでもいい)、そこそこ裕福な家庭に生まれるのだ。両親ともに、子供がやりたいことや興味があることを否定せず、子供の意思を尊重してくれる。子供の興味に必要だと判断しれば、そっと手を差し伸べてくれる。協力してくれる。そして、何より、子供と親の人格は別物ということを理解しており、自分の望みを押し付けてはいけないという事を知っている。
私は、そんな両親のもとで成長し、セビージャ大学に通うのだ。ここで、専門知識を身につけて、後に仕事に生かすことになるのだが、もちろん、順調に進むわけではない。何度も挫折を繰り返し、やっと自分の望む場所にたどり着くのだ。

来世では、結婚もする。少し年上のサラリーマンだ。穏やかな両親のもとで育ち、冷静に物事を判断できる。私と同じくらい話好きで、家では、ずっとおしゃべりをしている。いつも何か楽しい事を考える人で、バカンスには、毎年、ちょっとしたサプライズがあるのだ。

子供は2人。1人は、作家で、1人は音楽家を目指していて、私たち夫婦もそれを応援している。子供の成功を信じて止まず、未来を想像しては幸福感に包まれるのだ・・・・・

晩年、私は自分の人生を振り返るだろう。その時、幸せだったと。でも、もう少し、刺激があってもよかったかな?と思うかも知れない。

あああ、来世では、こういう人生が実現するといいなと、思うのだ。









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