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【休職中】心の中の言葉が作る世界

「言霊」て単語
皆さんも聞いたことが1度はありますよね?


私も「何とな〜く聞いたことあるな」くらいでしたが改めて意識することはありませんでした。

ただ、私は今回自身の経験を通して
この【言霊】の大切さについて改めて実感したんです。

なので今回の記事では私の実際の体験と
この【言霊のパワー】についてシェアしたいと思います。


まず、


前の記事でお話しした
【ふわふわ】という言葉
これがいわゆる「言霊」だったのですが
あまりピンと来なくはないでしょうか!?

前回の記事はこちら

よく言霊と言うと、
「ありがとう」とか「幸せ」とか
わかりやすいキーワードを想像することが多いと思います。


でもここでは、【ふわふわ】
正直、全くピンときません。笑

でも何となく言うと心が軽くなります。私は適応障害で運ばれてからいつも常に心の中に大きなオモリがあり、ズーンと心の隅に居座っていました。それが自分ではどうしても取り除けず、どうしたら良いか分からずにモヤモヤとしているもの。

そのモヤモヤが言霊をいうことで
不思議と軽くなり、晴れていく気がします。

言霊ってそれ自体に大きな意味がなくても
発したり、心の中で呟いて見ることでなんとなく

「良い感じがする」

ということが大事なのかもしれません。

逆にこの時期の私が
「ありがとう」という言霊を選んで言ってたとしたら辛かったと思います。
なぜなら、精神症状が辛い中で
「ありがとう」という気持ちにすぐに切り替えることができなかったから。
だからこそ、この深い意味のない
「ふわふわ」という言葉がちょうど良かったのかもしれないですね。
(天からのお知らせ、さすがです!)

そうして毎日心の中で呟いていくうちに、不思議なくらいに湧いてきた不安がすっと消えていきました。

この言葉は自分の中から無限に湧き出てくる不安を「ま、いっか」という気持ちにさせ、軽く解消してくれます。

【ふわふわ】が心の中での口癖になった頃、驚くほどに私の心の中の得体の知れない重りはだいぶ軽くなっていきました!
そして久しぶりに「幸福感」を味わえるようになったんです。

「心の中で何を言うか」は本当に重要です。

そのことがこの経験を通じてはっきり分かります。

私は、適応障害になり救急車で運ばれた頃

自分に浴びせる言葉は良い言葉ではありませんでした。
自分を奮い立たせて辛い仕事に向かう時

「こんなことができない自分はカッコ悪い」

「多少体調が悪くたって迷惑はかけられない」

「自分が頑張らないと仕事が回らない」

「休むことは悪だ」

そんな厳しい言葉ばかりを自分に浴びせていました。
その結果、休むこともできず限界を迎えて倒れてしまったんですよね。心からしたいことの逆の言葉を自分に浴びせ続けられてすごく辛かったと思います。

全身麻痺になって本当に極限状態になって
初めてそのことに気がつきました。

そして、この休職期間に入っても初期の頃は
「休むことは悪だ」という声が取れずに苦しみました。

それだけ自分に投げかける言葉って大切なんですね。

自分と一番長い時間を共にするのは自分なのに、優しい言葉をかけてあげられないのはちょっと寂しいです。

皆さんは普段自分にどんな言葉を投げかけていますか?

もし少し厳しい言葉を投げかける癖があるようなら是非、この「ふわふわ」という言葉、

そうでなくても
ご自身が聞いてほっとするような言葉
「よく頑張っているね」とか
「今日もお疲れ様」とか
自分を労う言葉を意識的にかけてあげるようにしてみてください。

すこしだけでも心が軽くなったら嬉しいです。


トラウマ解消のためのカウンセリングを学んでいます。「トラウマ」は誰にでもあるものです。特別に悩んでいる人だけでなく、歯医者さんに行くような感覚でカウンセリングを受け、気軽に心を解放できる社会にしたい。共感いただけた方のサポートはこの学びに使わせていただきます!