2021年3月の記事一覧
あらがったっていいじゃない。
ここ1年間でなん度も、ふらりと姿をみせる問題がある。その問題にまた、思いもよらないところで肩をたたかれた。あまり目を合わせたくはないのだけれど、強くたたかれたせいで振りかえってしまった。
それは、「花束みたいな恋をした」の上映中のこと。
(以下の3文にすこし、ネタバレを含みます。)
菅田将暉さん演じる麦くんが就職を通して、"すき"を失くしてゆくシーン。これまで小説にイラスト、音楽を、サブカルを
どうしていま、お洋服をつくるのか。
ひとつ前の記事で、
お洋服屋さんをはじめることや、
その想いをお話しさせてもらいました。
発表の直後に東京からフライト。
福岡に降り立つころには
くたくただったのですが、
みなさんのメッセージに
心がほっとあたたかくなりました。
きょうは続きを、お話ししようかな。
わたしがどうして、いまお洋服をつくるのか。
売ってみたい。
ただその思いでものづくりをしていた当時。
この手で、なにものでもな
“こんなはずじゃなかった”日々
かけあしで日々が過ぎていって、気づけばもう3月半ば。とりわけ今年は、年明けからの時間のはこびがはやくて、はやくて。どこにいても時計の秒針の音がついてくるような毎日。
毎朝、時計に耳元で
「あれも終わってないんじゃ?これもしなきゃいけないんじゃ?」
とチクタクささやかれているようで。
こんなはずじゃなかったのだけどなあ。
今年度は大学の授業はすべてリモートで、学校に通うことは1日もなく。もっと
インターネットの片隅で、ちいさなお洋服屋さんをはじめます。
風に吹かれた小花が
はじらいながらもそっと揺れるような、
さりげないうつくしさ。
これからを歩み、
これまでを記憶する。
これからの"あなた"を紡ぐ
"きょう"をともに歩むお洋服。
インターネットの片隅で、
お洋服屋さんをはじめます。
お店もサイトもまだありません。
だけど、ご報告だけ。
まず、お礼をさせてください。
わざわざ、ユーチューブやツイッター、インスタグラムからこの『note』