信用と信頼はジェンガと同じ

居るのに居ない。
それでも君はそこに居たんだろうけど、僕らには見えなかった。
だからこそ僕らは君がそこに居ることを、信じたかった。
居ないけど、そこに居てくれたんだよね。

っていう。ぽえみぃ。
花粉症の薬を飲まずに寝たら、朝からモーニングアタックを食らって、まぁ、酷い寝起き。
とりあえず、基本的に引きこもっていたからマシだったかもしれない。
今日は忘れないようにしようと思う。

話は変わってバッグオタクな花陽浴、初のボディバッグとやらに手を出してみまして。
今まではショルダーなり、トートなり、リュックなりと多数のカバンを持ち歩いて参りましたが、基本的にはショルダーが多い。
イベント等でやたらミリタリーなワッペンを張っているカバンを目にした人は居るかも知れません。
それが花陽浴。
アニメ関係はそれ系のショップで手に入れたものですが、自衛隊関係は現役のときに手に入れたか、今でもその筋から頂いているものだったりします。
ただ、そのショルダーは結構大きめだったりするので、財布と少しばかりの荷物にはちょっとオーバースペック。
とはいえ、レッグバッグやウエストポーチ系だと長財布が入らないのでうーん。
そこで目をつけたのがボディバッグ。
今までは「あんな中途半端な容量のバッグ、何に使うんや!」と思ってみましたが、軽装で出かけるには良いもんだと気付いた今日このごろ。
飲みにだけ出るなんて時には使っていこうかと思いまする。





本題。
最後だから、今日までに至るOKIMOCHIするよ。





いろいろと最終日は荒れましたな。うん。
わからないでもない。
ただ、結果的にあの文章の中身が、ファンに無駄な忖度したおかげで、この状況を引き起こしたんだろうなと、わたくしの中で結論付けられました。
いやいや、違いますよ。と言われるのであれば、何も考えずにその場しのぎでやってきた阿呆なんだなとしか思えないので。


栗原桜子は2020年2月29日で、えのぐから、アイドル活動から引退し、岩本町芸能社を退所する。


これは2020年1月31日、公式的に発表された内容でしたね。
これまでのOKIMOCHIでも上げた通り、栗原桜子の処遇はとっくの昔に決まっていたことだと思う。
ただ、できるだけ荒れないようにと、できるだけ穏便に、そして「ボロが出ないように」と配慮した結果、「栗原桜子からのメッセージ」は一切表明しないことという決まり事が出てきたのだろうと個人的には推察。

怪文書の内容的には「栗原桜子は復帰を望むものの、状況が整わない」とのことだったから、せめてメッセージを出すこと自体は、本人が望むのであれば出すことは構わないはずだ。
何より、休止したときはメッセージを出していた。
あのときはアイドル活動に伸び悩み、心と体がついて行かない、ある意味「極限状態」であったにも関わらず、メッセージは書けるのだ。

しかし、今回は本人は続けたい意志があるにも関わらずメッセージは出さない。

仮に「諸般の事情」が体調面のことだったからメッセージすら出せないというのは、当時の状態から更に「悪化した」以外の何物でもないだろう。
そんなことがあったのだとしたら、あの活動自体はどれだけの罪だったのだろうか。

他に理由付するとするなら「運営上の問題がある」か「そもそもメッセージを出せる状況にない」ということくらいだろう。
これについては真実は神のみぞ…。
いや、神様もこんな小さいことには興味ないか。

ともすれば。
やはり、あの怪文書を後悔するまでの間に、すでに結論は出ていたのだ。

ライブでも謎のOKIMOCHIムービーが合った通り、インタビューと雨の秋葉原が映っている。
さて、思い出してみよう。
仮に「私達もびっくりしています」の1月31日からライブまでの間、雨が降った日はいつだったのか。

ライブ当日の2/16は、泣きはらしたかのように冷たい雨だった。
その前の雨天は2/13で、午後からは雨が上がっていた。
2月の雨はたったこれだけなのだ。

構成を変えてまで挑むライブの準備をしているなか、雨模様の秋葉原の映像を急遽準備したとするなら、それは2/13に実行したということだろうか。
いや。そもそも「雨が降るはず」なんて確実性がない中でやるだろうか?
逆に雨が降らなければ、あれを晴れ渡った秋葉原をバックにやるつもりだったのか?

一方で、1月の雨天は1/7、1/8、1/12、1/15、1/18、1/23、1/26、1/28。
あとは2/13まで「晴れ」である。
付け加えるなら、一日中ほぼ雨だったのは1/15、1/18、1/28の3日間。
なので、花陽浴的には、遅くとも1月上旬には「既に退所の話もライブの中身も決まっていた」と見る。

仮にこれが真実とするならば、鼻で笑えるほどの茶番に付き合わされたことになる。
いや。素晴らしい演技力。
「元女優部」を二人も抱えているのだから当然か。


人というのは案外「通常と違う状況」にあればあるほど、地が出やすいものだ。
本人がいくら気を使っても、いくら装うとも、明らかに欺くことに集中しない限り、言動の端々に何かが出るものなのだ。

これもこれまでのOKIMOCHIで綴ってきたように、怪文書発表からライブを通り、そして最終日に至るまでの流れで「栗原桜子」には一切触れられていない。
唯一、ライブの中で「思い出」が語られたくらいだろう。
あとは奇妙なことに「栗原桜子の存在」は、まるで最初から居なかったの如く進んでいる。
もう4人の「えのぐ」が完成されている。
だからこそ、もう栗原桜子は「過去のこと」になってしまっている。

肯定的に捉えるなら「彼女が居ることで鈍り続けるえのぐ」から脱却したいのかも知れない。
もしかすると、これまでの活動も「栗原桜子」や「夏目ハル」に気を使って、思いっきり出来ない理由があったのかも知れない。
だからこそ、過去はここに置いて走り出したいのかも知れない。
思えば、無駄に1年を過ごしたのだ。
「世界一のVRアイドルになる」と看板を掲げたまま、いろいろなVtuberに抜かされ、今に至るのだから、ホントはもっともっと活動できることが眠っていたのかも知れない。

で、あるなら、最初から「過去は過去」として話すべきだったと思う。
あの怪文書の発表を以て、全てをリセットできた。
それをせずに、中途半端な期間を設けたがために、このこじれた状況が生まれた。


先に進みたい。
過去をまだ見ていたい。


この2つは決して相容れることはない。
なぜなら、この2つの関係には大きな喪失があるかないかという決定的な違いがあるからだ。
そして、その喪失はきっと誰も望まなかったことであるから。

ただ、個人ファンクラブの開設や「最終日」が迫ることで、少しずつ現実感が押し寄せてきているのだと思う。
これ以上荒れてもどうなのかと思い直すファンも増えてきたように思う。
少し時間は掛かるものの、やがて事態は落ち着くとは思う。


一方で成すべきことをしなかった運営サイドへのヘイトはこれ以上無いほどに溜まっている。
全てを俯瞰するような立ち位置に居ながら、まるで被害者を装うような身の振り方、話すべきことを話さず、知らせるべきことを知らせず、立つべきはずの人間が立たず。

もともと事の始まりは運営サイドが「鈴木あんず」と「白藤環」をアイドル部として、「日向奈央」「夏目ハル」「栗原桜子」を女優部として分けたことが全ての元凶である。

この区分けが「えのぐ結成」に至る「僕たちの青春ロード」の歌詞にある通り、絶対に埋められない溝を刻んだ。
この溝が全ての元凶であって、それは運営の身勝手な保身で生まれたものだと記憶している。
かつて、丸茂マネージャーが、そう言いましたよね?
「売れるかわからないから」と。
「アイドル部と女優部でリスクを分散させる」と。
彼女たちの意志を奪い、決定したのは運営でしたよね。
その結果がこれだよ。
この現実こそが君たちの罪の証だ。
この現実こそが君たちに突きつけられるべき罰だ。
それにすら向き合おうとしない、認めようとしない姿勢を批判されている。
で、あるならば「言うべきこと」があるはずだ。

どんな小さい子であったとしても教えられるはず。
悪いことや失敗したときは「ごめんなさい」と。


運営はあくまでも企画運営であって、お客様相談センターではないという理屈もわかる。
しかし、こういう事態を招いたのは、コントローラを握る運営サイドだ。
その過失には、当然説明する必要があるはずだ。
特に「存在」そのものが商品である芸能関連であれば、その「存在」に関して、本人以外の要因で疑義が生じる場合は、総じて運営側が責任を持って対応するのが普通ではないか。
対価を生じないことについても、見えない価値を持つ「芸能」特有の問題ではあると思うが、それを敢えて選んできたのだろうから、この界隈での一般的常識に外れることはないはずだ。
ただ、もう過ぎ去ったことを掘り返したところで何にもならないというのも真理である。


これまで何人、何十人、何百人、何千人、彼女らを追い越していっただろうか。
「世界一のVRアイドル」
既にその高みに手を掛けているVtuberも多く居る。
その彼女らといずれは勝負することになる。
ヒューリックシアターは埋まらなかったものの、いずれは埋めなければならないし、数千、数万の箱を相手にしなければならない時も来るだろう。
その時、数万、数十万のファンを相手に胸を張って居られる運営であれるか、正直不安でしか無い。


今は商品である「表の演者」だけでなく、運営力も「プロジェクトの成否」を決める重要な要素として見る傾向も強い。
昨今、続いた企業勢のVtuber問題を今一度見直して欲しい。
この生きた史実をもって、同じことを繰り返さないよう、もっと彼女たちが安心してパフォーマンスできるように、そしてファンも推し事に集中できるよう、舵取りするのは運営の手腕であると思う。


明日から公式的に新しいえのぐの歴史が始まる。
だから、5人のえのぐに、5人のえのぐを運営した岩本町芸能社に対するOKIMOCHIは、これで最後としよう。


これからは、今までの鬱憤を晴らすような彼女たちの活躍を魅せて欲しい。
周りのVtuberを圧倒できるようなパフォーマンスを届けて欲しい。
決して簡単なことではないけれど、その頂での景色は、きっと綺麗なものだと思う。
どうか、その景色を彼女にも見せてあげて欲しい。

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