猫がゆっくり瞬きするように

7月まではエアコン無しで行けるかなーなんて考えていたものの、6月中旬に夜中下がらない室温が我慢ならず、今年もエアコン生活はじめました。
何やかんやで電気代に乗ってくる再エネ賦課金の存在感に圧倒されがちな電気料金は気になりますが、私生活のモチベーションや最悪、命に関わる事になりかねないので、適宜使っていきましょう。

そんな夏を日に日に感じる最近ですが、RIOTのほうが主軸になってきてまして、気にする人も居ないとは思いますが、まぁ、そういうことです。
もちろん推してはいますよ?えぇ、えぇ。
色々出現率が低いのは、定期イベントのようなものなので。

さて。本題へ。
推しを広める。
これはどの界隈でもなかなか難しい問題だったりすると思うんです。
敏腕営業マンとか臥竜な人だったら、それはもう素晴らしいプレゼンができるとは思いますが、そんな話術を誰しもが持っているわけでもないですし、この界隈は対人話術スキルはお察しというのはあるのかなと。

この推しもどう見るのかによっては「自分だけが知っていたい」という心理もあり、逆に広まってほしくないという我儘な思いもどこかにあったりするので、めんどくsそれはもう複雑だったりしますな。

最推しについては過去、散々書いたのでRIOT MUSICから「皇美緒奈」さんの話でもしますか。
ホントは同じRIOT MUSICのMeteopolis所属「神崎茜」さんの話でもしたいなぁと思って入るものの、まだそこまで深堀りできていないので、もう少し時間が掛かるかも。(書いたところでなんて捉えられるのか不安だけども)

で。
始まりの言の葉の通り、最近は最推しを抑えて、何やかんやでRIOT MUSIC界隈でフラフラしてます。
とはいえ、あちらに比べて知り合いが99.9%居ないので、特定人物のみとしか共通の話はできないのですが。
前回は個人的な目線から見た「皇美緒奈」という人ってこうなんだろうなという落書きをしました。
あくまでも観察者から見た感想なので、当てはまらないかもしれませんが。
今回はあえて時間を掛けないと見えてこない魅力について書いてみようかなと。
文字しかないのでくっそ長くなったら、今北産業と言われそうですが、暇な人はまぁ見てって。


リンク張ったので、とりあえずビジュアルはご覧になりましたね。と仮定して話を勧めます。
はい。見た目からして「お姉さん」な人ですね。
まさにそのイメージ通りで、普段の配信でも所作が丁寧、繊細なので、Vtuber界隈でも配信者に見られるバカ面白さという方向性とは逆ベクトルに位置していると言っても、個人的には差し支えないかなと思います。
本当に「真面目」で「正統」という言葉になりますかね。
バンドでジャカジャカした音楽というより、オーケストラな感じ。
おーぅ。それはかたっ苦しいねぇ。
やっぱピザポテトを貪るような手軽さが欲しい。

わかります。えぇ、わかりますとも。
このご時勢、歌上手Vtuber、Vsingerがどんだけ居るんだい、と。
探すのが一苦労だい、と。
筆者もそう思います。
歌うまだけで、You Tube Shortsぐるぐるしてるだけなのに、鬼のように時間が溶けていくので、「探す・見つける」が正直難しい。
何ならShortの1分足らずで釣り針を相手にかけられるかどうかで、その後、チャンネル登録してくれるかもしれないし、一生見てくれないかもしれない。
なんて世知辛いんだ。

そんな中、またしても何も知らない真っ白な人たちに「布教」していくのが、その推しのファン層になるわけです。
ただ、前述の通り、これはなかなか難しい問題で、多分どの界隈でも共通な悩みなんじゃないかと。
一言で広めると言ってもなかなかね。
こちらがおすすめポイントを説明しても、相手側からすれば「そこまで聞いてねぇよ」「そこまで語られても知らねぇよ」と、熱量の違いで拒否権発動されることもありますし、引っかかったと思っても「刺さらない」こともあるわけで。
難しい。

そんな感じで前置きが長くなりました。
そんなら、皇美緒奈さんを推すポイントとは。
個人的な整理です。
まぁ、歌うまなのはもちろんなので、このポイントはあえて外します。
歌のことは話すよりもまず聞け。以上。


▼ ゴールデンレトリバーみたいなデカい犬は好きですか?
個人的に美緒奈さんの全体的な雰囲気はこう見てます。
あ。ゴールデンレトリバーだわ、と。
小型犬?いやいや大型犬くらいの存在感、安心感です。
少し上で書いた通り、普段は勤めて「丁寧」であり「正統」であり「真っすぐ」「透明」「清らか」な雰囲気が多いですね。ね?
反面、「ポンコツ」であり「寂しがり屋」であり「子どものよう」であり、「凛としたお姉さん」イメージと逆の要素も垣間見えます。
これは決してYou Tube ShortsやカバーMVなんか見ても、絶対に伝わらない魅力の一つ。
歌枠を見ている皇組(美緒奈さんのファンネーム)の皆さんならご存知もご存知だと思いますが、イメージだけ、歌だけで入る人からすると、すぐには見えてこない魅力なのかなと。
ゴールデンレトリーバーのように穏やかに優雅に過ごしているかと思えば、目を話すと何かやらかしてショボンとしていたり。
そんな感じのゴールデンレトリバーを見ちゃったら、おーよしよしよし、どうしたん?と撫でくり回したくなりますよね。
なので歌枠であったり、貴重なゲーム配信なんかを「長く見る」ことで、ギャップ萌えできるポイントがあります。
より深みにハマりたいときはぜひメン限へ。
メン限運用ルールにより多くは語れませんが、駿河湾くらいには深い一面が見れます。


▼絶妙な距離感とマルチロックオンシステム(※ただしガチ恋は除く)
普通に推すだけなら、絶妙な距離感を感じることができるのではー?と勝手に思ってます。
言うなれば「親友」~「姉弟」のような、ビッタリひっつくわけではないけど、何やかんやで必ず隣りにいてくれる、そんな距離感。
あんまり傾くとそりゃあ勘違いするかもしれないけど、普通にしていれば、案外心地よい距離感だったりする。
掛け合いをするときは「皇組=多数」を相手にするけども、美緒奈さんが個人として一人ひとりに伝えたい言葉があるときは「あなたへ」とあえて宛先を変えて、その言葉を投げかける相手の「多数」と「個」をうまく使い分けるんですね。(affection!)
一人ひとりを見ているよと、応援してくれてありがとうと「皆に伝えながら」も「あなたからの応援に、精一杯のありがとうを」と。
見ていればわかるとは思いますが、どこのファン層出会っても必ず存在感を無駄に放つ人もいれば、影でこっそり腕組して見ている黒子な人もいますよね。
で、目立たなければどうということはない、と思っている後方組よ。
自分は数多の登録者数の中のひとりですよと思うことなかれ。
前述のとおり、美緒奈さんはちゃんと見てます。見られてます。
ずるいやり方だなぁ(褒め言葉)と思いながらも、そんな距離感が好きです。
まぁ、だからこそファン側もある程度、律さないといけないですよね。
見られてるんですから。ね。


▼自然な雰囲気が好きかー?
メタい話ではあるものの、着飾らないんですよ、美緒奈さん。
見た目がこうだから、設定がこうだからというのがなく、本当に素直に感情がそのまま出てるので、リアルに「人」を相手にしているんだなって思いますな。
いや、魂があれなんで当然といえば当然なんですけども。
なんと言ったら良いか。
前の記事でも書いた通り所作が「等身大」なので、気疲れしないと言いますか、自然に見ていられるんですよね。
この辺、Vの者に求めるベクトルが違うとリアルすぎてつまらないかもですが、バーチャルではなくリアルな世界観であるというのは、個人的には本当に何も考えずに見ていられる、聞いていられるんですよね。
親しい友達と話しているような、という気軽さ?配信を見ている構図上、一方通行ではありますが、作られた世界観・設定をベースにしていないので、観劇感がないというか。むぅ。言語化が難しい。
例のデカい箱の方々には「設定」と「役割」が与えられ、個人的にはその「設定と役割」に振り回された結果、望まぬ結果になってしまった事例もあると思ってます。
なので、受け皿として、相手に与える印象を予め方向付けるにはそういうのも良いとは思うものの、個人の意志と同調できなくなるとそれは遅かれ早かれ崩壊して行ってしまうんじゃないかな。(変にこだわった語尾とかね)
でも、美緒奈さんは自然体で居てくれるので、そういう部分の不安なく応援できるんですよね。
羽根を伸ばして伸び伸びやって貰えていれば、見てる側も伸び伸びできるってもんです。


▼ポジティブシンキングのトリガー
主にX (旧Twitter)での話。
これは自己肯定感の低い筆者だからこそ感じるポイントなのかもしれない。
美緒奈さんのポストで「小さなことでも喜びに感じる」ことを記してくれることが、ちょこちょこあるわけですが、そういうポストを見ると「何気ない日常にも喜べるはずの要素が隠れている」ということ再確認できるなぁと。
「今日、収録を頑張って、自分の思うように歌えた!」
と文面からも伝わる喜びよう。
社畜面に落ちると「できることが当たり前で、できたとしてもそれも当たり前」であって、大成功と呼べるのは「数字」や「実績」で目に見えて「大成功」と誰もが認めないと泣かない喜べなかったりします。しません?
でも「自分がやれるだけのことをしてやりきった。おめでとう」と自分自身を褒めることって案外できなかったりするし、そもそも「自分自身を生かすための自己肯定」に必要だったりするんですよ。
前提として「自分は最大限頑張った。頑張れた」がありますが、それでも「自分で自分を褒めるポイント」何かいくらでもあったりするんだなって。
モヤッとする前に美緒奈さんのように、自分自身で自分の頑張ったポイントを常に褒めることで、モチベーションの維持、少なくともストンと落ちることはなくなるんだろうなぁと。
こういう生き方を見習いたいなぁと、思いますよ?
見方によれば真面目だなぁとか、卑下た言い方だとそんなことで、なんてなるかもしれないけど、今日日、息苦しい世界だからこそ、小さいながらも自分を自分で守れる、とても良い思考法だなって思います。
ポジティブに転じれば、世界もきっと違う見え方になると思いますし。
こういうことって案外大事。


歌うまをあえて外して、人物像的要素で書いてみたけども、まぁ総じて「長く見ていれば魅力がわかる」ことであって、どれも残念ながら不況に関しては即効性がない。
でも、それで良いんですよ。きっと。
これらのポイントは「対演者」ではなく「対人」であるからこそ、時間を以てして知るのが良いと思うし、美緒奈さんを知ることで、彼女が歌う楽曲についての解像度が、世界が広がるんだと思うので。
単純に「ただ知ってくれ!それだけでいい」というのも、数字上は正解かもしれないけど、それはそれでおそらく失礼な話で、きっと望まれた数字ではないんだろうなと勝手に解釈。
ただ「歌上手いね」だけじゃなくて、「なぜ上手いと感じられるのか」と背景を見れば、もっと深みを知れるんですけれども。
なので、個人的に広めたい「推し」については、とにかく時間かけて知ってもろて、となりますね。
きっかけとしてはやっぱりわかりやすいShortsとか歌ってみた動画とかに放ってきますが。
それでも、やっぱり「(表層的に)知っている」よりは「(その人を)理解している」状態で推してもらいたいので。
きっとそれぞれが「大切にしている何か」があるはずで、拙速な布教はそれを害するかもしれないですし、世の中理不尽に切れ散らかして暴れるような人も居たりしますからね。
よく知ったら実は方向性の違いが明らかになって面倒くさいアンチに進化してしまったなんてなったら、どうしようもない。
これだけVのものが溢れた世界になってしまったので、黎明期にあったような、単純にとにかく広めることはもはや正義ではなく、緩やかに確実に、そのステージを好きと言ってくれるような人を見つけて増やして、定着させていくのが、一番いい布教の仕方なのかなと思いましたまる

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