昔の妖怪47『長壁 おさかべ』
妖怪の本を参考にして
少しアレンジ入れて描いてみた。
良かったら見て下さい。
昔の妖怪47『長壁おさかべ』
ざっくり説明↓
褒美を授ける妖怪
詳細説明↓
兵庫県姫路市にある姫路城の天守閣には、
『長壁』という妖怪が棲んでいるという。
長壁は人の目につくことをきらい、
一年に一度、城主のみが会うことを
許されていたという。
その姿は、老婆のようだとも、
十二単に緋袴をはいた
高貴で美しい女性ともいわれている。
『老媼茶話 ろうおうさわ』には、
剣豪・宮本武蔵が長壁から宝剣を
授けられたという伝説のもととなった
話が語られている。
ある日、城に仕える小姓が
肝試しをするため、長壁のいる天守閣に
上がることになった。
小姓が天守閣を恐る恐る上に登っていくと
長壁が書物を読んでいるところに出くわす
『なにをしに来た』という長壁に
小姓は『肝試しに来ました』と正直に答える。
長壁は、その素直さに関心したのか
肝試しの証拠に兜のシコロを与えたという。
イラスト、マンガの活動費に使わせて頂きます。良かったら応援して下さい。