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昔の妖怪35『白澤 はくたく』

妖怪の本を参考にして

少しアレンジ入れて描いてみた。

良かったら見て下さい。







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昔の妖怪36『白澤 はくたく』

ざっくり説明↓

魔除けや開運のお守りになる最強神獣


詳細説明↓

予言をし、その絵姿を描いたものが魔除けや

開運のお守りになるという妖怪は、

『人魚』『件 くだん』『アマビエ』など

数多く伝えられており、『白澤 はくたく』も

そのひとつに考えられる。

白澤は、中国の伝説に登場する

『麒麟』や『鳳凰』などと同じく、

伝説上の神獣と呼ばれ、

森羅万象あらゆる物事に

精通しているという。

山羊や牛のような体に、

人間のような顔を持ち

胴体と顔に9つの目があるとされている。

だれの前にも姿を現すということもなく

高い徳を持った施政者のところに

出現するといわれた。

古代中国の伝説上の皇帝である

三皇五帝のひとり

黄帝が崑崙山の東方に出向いた際に

白澤に出会ったと伝えられている。

白澤は、人語を解し、1万1520種もの

妖異や鬼神について黄帝に語ったという。

それらへの対処法を書き記した書物を

『白澤図』と呼ぶが

現在までその存在が確認されていない

幻の書となっている。

日本では、白澤は病魔を退治してくれる

ありがたいものと考えられ

姿を描かれた絵を病魔除けとするほか

黄帝の故事から旅の安全を守るお守りとして

身につけられた『徳の高い王のもとに現れる』

という伝説にあやかったものだろう。

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