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昔の妖怪50『橋姫 はしひめ』

妖怪の本を参考にして

少しアレンジ入れて描いてみた。

良かったら見て下さい。





では

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昔の妖怪50 『橋姫 はしひめ』

ざっくり説明

恋に敗れ鬼女となった


詳細説明

橋姫とは、もともと橋の守護神のことであり、

非常に嫉妬深い女神と言われている。

特に女性への嫉妬は一段と激しく、橋姫が

いるとされる橋は、嫁入り前の女性は

渡っていけないとされている。

『宇治の橋姫』伝説は、憎い相手を呪う

丑の刻祭りの原型と言われている。

京都に住んでいたある女が、

男に捨てられた事を怨み

その男と恋敵を鬼となって呪いころそうと

考えた。

そこで貴船神社で丑の刻祭りを行ったところ

貴船の神から

『姿をあらため、37日の間

宇治川の流れに身を侵せば

お前の願いを叶えよう』とのお告げを受ける。

もともと丑の刻は、貴船明神の力が

最も強くなる時間とされる。

女は、顔に朱をさし、全身に丹をぬり

頭に鉄輪(暖炉裏や火鉢で鍋などを置く際に

使う脚付きの金属製の台)をいただいて

鉄輪の脚に松明を燃やした姿で宇治川へ

入った。そして、37日後、

女の望みどおりに生きながら鬼へと

変化したという。

一説には、この『宇治の橋姫』と

呼ばれる鬼女は、陰陽師.安倍晴明に

呪いの邪魔をされ、井戸に身を投げて死んだ

と言われている。

京都府下京区には、現在も

『鉄輪の井戸』と呼ばれる井戸が

存在している。

一時期は『縁切りの井戸』と呼ばれ

この井戸の汲んだ水を

縁切りしたい相手に飲ませると

縁が切れるという俗信があった。






では

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昔の妖怪49『橋姫 はしひめ』

ざっくり説明↓

恋に破れ鬼人化した女

詳細説明↓


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