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昔の妖怪29『鵺 ぬえ』

妖怪の本を参考にして

少しアレンジ入れて描いてみた。

良かったら見て下さい。





では

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昔の妖怪29『鵺 ぬえ』

ざっくり説明↓

不気味な声でなく合成獣


詳細説明↓

平安時代も終わりに近づいたころのこと。

毎夜、東三条の森から黒雲が湧き上がって

御殿を覆い、帝がひどく怖がって怯えていた。

どうやら、その黒雲の中には、

得体のしれない化け物が

潜んでいるようだ。

高僧に依頼して祈祷を行ったが

いっこうに効果がでない。

どうしたものかと考えた公卿たちは、

かつて源義家が弓を鳴らして怪物を

追い払ったことを思い出し、

同じのように弓の覚えのある武将を

警護につけようと考えた。

そして、当時、播磨守であった源頼政が、

この怪物退治に抜擢される。

頼政は、先祖の源頼光から

受け継いだというう山鳥の尾で

作った尖り矢を持ち、

家臣の猪早太とともに黒雲が

出てくるのを待った。

そして、いつもの時間になり、

御殿を黒雲が覆うと、

頼政は雲の中に何か怪しいものが

うごめいている姿を見つける。

早速、矢をとってつがい

雲の中へ射ると、

しっかりとした手ごたえがあった。

やがて頼政の矢に射られ、

落ちてきたそれを見ると

猿の頭に狸の胴、尾が蛇で、

虎の手足を持つ化け物で

あったという。


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