わたしの仕事には名前がつけられない
自分は「何処かに勤める」という働き方を辞めて良かったなぁと心から思う。
勤めるという働き方が、向いている人と向いていない人がいるけれど、私は確実に「向いていない人」だったから。
最初の就職先は、東京にあるすごく大きな病院だった。
四年大学を卒業後、上京してさらに2年間大学へ入り、たくさん勉強して、辛くて長い実習も耐えて、国家資格までとって就いた仕事だった。
この仕事に就けば、将来は安泰だと思った。
私の就いた職は、当時まだマイナーなものだったため、その病院の教育体制