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3.11私たち人間が祈り続ける限り

きょうだいたち、あなたがたに勧めます。

秩序を乱す者を戒めなさい。

気落ちしている者を励ましなさい。

弱い者を助けなさい。

すべての人にたいして寛大でありなさい。

誰も、悪をもって悪に報いることのないように気をつけなさい。

互いに、またすべての人に対して、いつも善を行うよう努めなさい。

絶えず祈りなさい。

どんなことにも感謝しなさい。

これこそ、キリスト・イエスにおいて

神があなたがたに望んでおられることです。

**テサロニケの信徒への手紙5.14-18**

今朝、長崎の教会では東日本大震災で犠牲となられた方々への追悼、そして復興を願う記念ミサを捧げました。

聖書朗読も年間の典礼とは異なる箇所を取り上げ、また被災地へ心を寄せて共同祈願をさせていただきました。

どうか被災された方々の痛みを分かち合うことができますように。

そして困難の中からもたらされた善を、次の世代へ語り継ぐことができますように。

私たち人間が祈り続ける限り、希望のともしびが消えることはない。

そう信じています。

写真は、昨晩久しぶりに作った祈りのキャンドルです。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。