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熱が下がった瞬間に感じたこと。

先週の夜中、寝ている途中で急に体がだるくなり、異変を感じました。熱を測ってみると38.1℃もありました。とりあえず家にあった市販の風邪薬を飲んだところ、体調がすぐに回復し、気分も良くなってスヤァ〜と眠ることができました。そして、朝には平熱に戻っていました。体調が良くなる瞬間は、とても気持ちが良かったです。

その良い気分の中で、ふと今の人間関係がすべてリセットされたような感覚にとらわれました。この1年半ほどで出会った知り合いや友人の顔がまったく浮かばず、友達が全然いない1人になった気持ちでした。でも、寂しいとか孤独という感情はなく、むしろとても心地よくて、幸せな気持ちになりました。うまくいかなかった人間関係がすべて消えてなくなったような感じがしました。心の中の重荷がなくなり、軽くて心地良い気分になりました。

やっぱり私は、一人が好きなのかもしれません。一人でいれば、誰も傷つけないし、誰からも傷つけられることはありません。心に重荷がない状態が、こんなにも気持ちが良く、軽やかになることを知りました。しかし、体調が元気になると同時に、降ろしたはずの荷物が心に全部戻ってしまいました。体は健康なのに、心が再び重くなり、熱があった時よりもっと病気のような状態になりました。


私は人間が怖いです。そんな自分を変えようと思い切って参加したコミュニティでも、人間関係がうまくいきませんでした。人に会うのも、コミュニティ自体も怖くなってしまいました。出来ない言い訳をせずに取り組んだ新しい挑戦も、ほとんどうまくいきませんでした。悪い結果になるのは、すべて自分が悪いのだそうです。
メンタルヘルスや自己啓発系のSNSや動画でよく言われている、「距離を置いた方が良い人間」の条件に、私は当てはまっています。だから、人と距離を置き、一人でひっそりと過ごす方が良いのかなと思います。その方が誰にも迷惑をかけないで済むし、私も心地良く感じます。重たい荷物を降ろしきるまでは、一人の時間を大切にして、自分をいたわるのも良いかもしれません。


これが、熱が出て、下がって、私が感じたことでした。

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