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【映画】かがみの弧城

夏休みの最後だったので、今日は家で映画を観ました。『かがみの弧城』というアニメの映画です。原作は本屋大賞も受賞されている小説です。
私はこの映画の存在を全く知らなかったのですが、YouTubeのおすすめ映画で流れてきたので観てみることにしました。

不登校の中学生の女の子が主人公でした。
学校では意地悪女子達にいじめの標的にされていました。家にまで集団で来て、窓やドアを叩いている所が怖かったです。担任の先生も当てにならないのでイラっとしました。

学校を休んで部屋で一人でいる時、鏡が急に光だしてお城の世界に引き込まれていきました。狼の仮面を被った女の子が登場します。お城には主人公の他に6人の中学生がいました。

7人とも家や学校で問題があるのですが、打ち解けて仲良くなっていました。ゲームをしたり、おしゃべりをしたり、走り回ったり、同じ年頃で、居場所がある感覚は、楽しいだろうなと思いました。みんないい子達なので、微笑ましかったです。私ならここで現実世界について愚痴ってしまいそうですが、そんな子は一人もおらず、辛い現実は心に留めて、いつも楽しそうに遊んでいました。

ファンタジーなのですが、物語の中には謎が散りばめられていて、最後に伏線回収というか、謎が一気に判明します。そこまでびっくりしなかったのですが、なるほどねえ、という感じでした。

私は登場人物と年齢がかけ離れているので、物語に感情移入できなかったです。映画としては面白くて良かったです。
レビューを読むと感動して泣いている人もいたので、学生さんが観たら気持ちを共有できて良いのかもしれません。

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