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『祈るように生きて、生きるように祈れたら幸いです』のもと

微円です。『祈るように生きて、生きるように祈れたら幸いです』を聴いて下さりありがとうございます。
原材料っぽいものを紹介します。

リファレンス(インスピレーション)

曲全体の雰囲気については

Rhino Kawara - 縋る跡

アルバム全体からも影響を受けていると思います。特にピアノとグラニュラーサウンドでしょうか。
勝手に「優しいアンビエント」と呼んでいます。

明確にこの曲!と言う事は難しいですが、phritzさんにもめちゃめちゃ影響を受けている気がします。
現に今回使用したピアノ音源の一つ「imagiro piano」はphritzさんが使っていると聞いて即購入したものです。ミーハーなんです。


28秒からの鳴き声みたいな音や1分51秒からの変な音は

ウ山あまね - ムームート

ウ山あまねさん ヤバすぎる

お気づきの方もいらっしゃる事かと思いますが、僕はPAS TASTAのメンバーが大好きなのでこういうことが起こります。

ウ山あまねさんのつくるサウンドはとにかく変で聴いたことがないものばかりですが、注目するべきは音の鳴っている場所というか、現実でありえない音なのに自分の部屋で鳴っているみたいに聴こえるのが最高なのです。
これ、やりて~~~となったので音の配置には拘りました。サラウンド感で言うとASMRも少し参考にしました。


後は、これは自分の中でかなり大きい変化なのですが、曲の一部にシンプルな正弦波を使いました。
橘しとらさんの影響です。

感情透過性 - 橘しとら

あーーーーーーーーーーーーーーすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきs

しとらさんは電子音の純粋さを活かすのがめちゃめちゃ上手くて……。矩形波とか。
今回の自分のコンセプトとすごい相性の良い音使いだな、この使い方真似できないかな、、で、とりあえず裸のサイン波をパッドで使ってみました。
最高でした。しとーらいつもありがとう。

今回のボカコレにも参加なさっています。

(折メ思案さんLOVE)


途中で出てくる自然派的な音もしとらさん、というかそういうサウンドを作っている方々全体から影響を受けています。
自分で作るノウハウが全くなかったのでkouさんという方がFANBOXで公開しているサンプルをお借りしました。本当にありがとうございました。

この他にリファレンスを挙げるとすれば、死んだ眼球さんの作品でしょうか。

途中で鳴るプツプツした音はこの曲のような心地良いノイズを目指しました。

後は梶浦由記さんとか、

imagiroさん(imagiro piano作った人)

ワールズ・エンド・ガールフレンドさん


かなり雑多に紹介してきました。また増えるかもしれません。
リファレンス解説というより好きな曲紹介になっている気がしますが、自分がどうやってアウトプットしているのか自分でも良く分かっていないので許してほしいです。


気持ちのはなし

ボカコレに参加するのはこれで二度目です。
既に限界を感じていました。
全然やりたい表現が見つからないし、自分がどうやって曲を作っていたか分からない。(これ自体はいつものことなのですが、大きい舞台を前にして特にナーバスになっていたのだと思います)
ですから制作期間のほとんどを気持ちの整理に費やしました。ボツにしたものも多かったので、作曲は実質一、二週間くらい。
曲が出来た時には曲の良さとかも全然分からなくなっていて、かなり微妙な気持ちで投稿したのを覚えています。
こんな精神状態だったので、皆さんからの反応には驚きました。ボカコレ期間中はたくさん踊りましたね、ええ。
自分が追っていたボカロPの方々から反応を頂けたのも嬉しかったです。
すっごい嬉しかったです。
嬉しかったと同時に、もう手は抜けないなと。

自分のやっていることってこれから先通用するんでしょうか。何を作ればいいんでしょうか。
僕はずっとポップスを作りたいと思っているのですが、ポップスってどうすればポップスなんでしょうか。
分かりません。僕は自分の曲を聴いてくれた人に幸せになってほしいです。僕の知っているポップスは人を幸せにする力を持っています。だとすると僕のポップスを作るという目標が達成されたかどうかは自分ではずっと分からないままかもしれません。

もうすぐ初投稿から一年が経ちます。
節目節目で振り返ってみると案外意外な景色が見えてきて面白いです。
去年の夏、初めてボカコレに参加する機会をくれた四度寝さんをはじめとして、普段から活動を共にしてくださるDTM鯖の皆様に深く感謝申し上げます。
駱駝法師さんは早く僕をゆくえレコーズに呼んでください。


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