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私の1番好きなゲーム『火星物語』

そんなにゲームをいろいろやる方でもないので、
やったゲームはそれなりに思い入れがある。
…その割に隅々までやりこんだりはしていないが。

小学生低学年くらいのころ、
姉が欲しがったのか、
父がなんとなく買ったのか、
理由は定かでは無いが、
PS1用ソフト『火星物語』が気づいたら
家にあった。
フィギュアやハンカチなどのオマケが付いた
小箱の中にソフトも収納されていた。
調べてみたところ、限定版仕様らしい。

ソフト本体の金ピカなパッケージには、
火星物語、と書いてあるわけだが、

正直、自分から買いたくなるパッケージでは
ないよなぁ…ゲームの内容もわからんし。

実際プレイするとわかるのだが、
キャラのゴツゴツしたPS1らしい
可愛いポリゴンキャラが世界をかけまわる!
みたいな感じなので、
他のゲームで言うならば、
『デュープリズム』
あたりの雰囲気に近い印象。

…金ピカじゃなくて、
もっとポップなパッケージで良いのに。笑
限定版仕様の小箱は、
主要キャラのイラストが描かれていて、
とても可愛いのでオススメ。

なんやかんやで小さかった当時の私は、
しっかりプレイすることもなく、
クリアしよう!と決めたのは、
中学生になってからだった記憶。

好きな割に深掘りして調べるわけでもないので、
曖昧な部分があるのは許していただきたいが、

火星物語はそもそも、
サクラ大戦でお馴染みの広井王子氏の
ラジオドラマが元になっていて、

ラジオが放送されていた数年の間に、
マンガになったり、ゲームになったり、
小説になったり…

ってなことらしい。

内容としては、

火星に住む人々は、12歳まで名前が無く、
仮称で呼び合っていて、
12歳になると、村なら村長、
都ならば役所で名前を授かる。

村育ちの主人公は12歳の少年Aは、
鳥人間のような友人の少年Bと一緒に
村長から名前を授か…るはずが、
村長のネーミングセンスが絶望的なので
都に出てカッコいい名前もらおうぜ!

と、いうところから物語が始まる。

都の命名専用の施設で
知り合った少女Yも加わり、
ちょい早生まれの少年Bはひと足先に
アービンという名前を授かり、
いよいよ少年Aの名前は…?

ってタイミングで騒動に巻き込まれて
それどころでは無くなってしまう。

訳あって追われる身になった少年Aたちは、
少女Yの持つ不思議な時計の影響で
タイムスリップしながら冒険していく。

タイムスリップ…
唐突にサイエンスフィクションな展開!
…と思いきや、
その後は、現代を含む3つの時代を行き来して、
世界を救うために
「風」と呼ばれる妖精のような存在を仲間に
するべく、風使いとして旅をする事に…
唐突にファンタジーな展開!

…と、いろいろ盛りだくさんな内容。

バトル要素としては、
箱庭のようなステージの中を走り回り、

近くにある箱を敵に投げてみたり、
時には仲間を投げてみたり…

敵対するロボットを
主人公はスパナで殴ったり…

風の妖精さんの力を借りて、
魔法のようなパワーで戦ったり…

なんでもアリ!なバトル。
追い詰められた時に
少年B、後のアービン君を
敵の戦闘ロボに向かって投げつけたら
なんとかなった記憶がある。笑

ストーリーの流れの中に
バトルも組み込まれているので、
基本的には
マップうろうろしてレベル上げ〜
みたいな作業は必要なく進む。

だから滅多に行き詰まる事はないはず。

…初プレイした小さい頃は、
最初のボスであるロボットにどうにも
勝てなくてやめた私ではあるが、

中学生になった私は、
割とスイスイ進めていた。

ストーリーの流れは、
ラジオドラマが元になっているので、
たしか30話くらい?のアニメのように

ボスを倒すと、次回予告。
一段落すると、次回予告。

といった形式で進んでいく。

なので、オープンワールドのような
サイドストーリーやマップをずっと探索!
といった要素は特に無いが、

ちょっとしたミニゲームがあったり、
マップ移動がスゴロクになる場面があったり、
ほぼ一本道のストーリーだが、
随所に楽しめる要素が盛り込まれている。

そして、ラジオドラマで
各キャラクターの声を担当した声優さんが、
ゲームでも起用されている。

PS1のゲームではなかなか珍しいと思うが、
話が展開していく場面では
ポリゴンキャラのやりとりを
ボイス有りで鑑賞できる。

しかも声優さんが豪華。
現代を含めて、タイムスリップしたどの時代にも
千葉繁さんが主要キャラで登場する。笑
ロボットや剣士、犬人間…

他にも確か
(新人)と注記が入った豊口めぐみさんが
少女Y、後のセイラ役を務めていたり、

複数いる風の妖精の中の1人が
伊集院光さんだったり、

見るからに怪し〜いサイエンティストが
大槻ケンヂさんだったり。

…当時は、
この人…変な声!くらいに思っていたが
20年近く経った今、

バンドをやる上で1番憧れの存在が
大槻ケンヂさん。

よく聞くラジオは伊集院光さんの
深夜の馬鹿力。

なんだか不思議。

豊口めぐみさんは、
ファミ通wave DVDというDVD付きの雑誌で、
『豊口の間』『明日晴れリーナ』
というコーナーをやってるのをよく見てたな。
懐かしい。

…はっ!そのDVDも初期の頃は
伊集院光さんが出演してた気がする!

大槻ケンヂさんのバンド曲でも
伊集院光さんがセリフ等で参加している!

知らず知らずに
身の回りには伊集院光さんがいる…

おそろしや…Qさまでも観て落ち着こう…

話はだいぶ逸れたが、
兎にも角にも、
好きなゲームは?と聞かれたら、

いまでも真っ先に浮かぶのが、
『火星物語』

一周しかしてないし、
ストーリーの記憶も曖昧ではあるが、

当時の思い出補正、なのかなぁ…
なんだかコミカルで可愛らしい世界観が、
今も楽しい思い出として残っている。

もちろん、プレイするとなると、
発売から20年以上経った今では

主にバトルでヤキモキするだろうな。

バトル開始時と終了時は、
読み込み中なのか、
なんだかちょっとテンポが悪い。

バトル中は、
マップ上の敵を攻撃する時、

動く歩道を逆走ダッシュしてるのかな?

くらいのスピードで対象物まで
じわじわ接近してようやくポカッと殴る。

イメージとしては…
『影牢』みたいな感じかな?

当時は大して気にもせず、
延々とバトル後にバンザイし続ける主人公達を
眺めていたが、
今ではイライラするのかな?
どうなんだろ。

その辺は許せちゃうくらいに、
やけに元気なキャラアイコンが可愛かったり、
期待通り、オーケンのサイエンティストは
むっちゃ悪いやつだったり、
個人的にはBGMもなかなか素敵だったり。

ゲーム起動時にOPムービーと共に流れる、
横山智佐さんのwingという曲は、
いまでも聴いちゃうくらい良い曲。

星空の下。
寂しげだけど、どこか暖かい、
メインメロディを聴かせてかーらーの、

スコーン、と晴れ渡る空!
どーも!アニメ始まります!朝ですよ!
と言わんばかりのイントロで幕開け!

こりゃあもう良いゲームだろ!
と思わずにはいられない。

なにより何度聴いても色褪せない、
少年のような、少女のような
ボーカルの声質が素敵。

ゲーム中のキャラボイスも
担当してらっしゃるので、
ゲームと曲との親和性が高い。

良い曲なので聴く機会があれば是非。
…PS1とソフト買って
とりあえずOPだけ見てみるのも良し。笑

写真すら全く貼らずに
長々と書いてきたが、

プレイした年齢や思い出の力も相まって、
私のゲーム史の中では、
なかなかの存在感を放っているのが、

『火星物語』


…実際のところ、
ゲームとしての評価は、どうなんだろ?

…まぁそんなの知ったこっちゃないぜ!


とにかくなんだか1番好きなゲーム、
『火星物語』の紹介でした。

これを読んで、気になった方が
いたら嬉しいです。

Twitterが、
枯レタ井戸ノ底。で検索すると出てくるので
良かったら、オススメのゲームや
火星物語好きだったよ!みたいなご意見を
いただけたら励みになります。

ではでは。

…毎回、文章の終わりだけ
ですます口調になってしまう…
文章かくのはむずかしいね。

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