Pure Japanese②


今回は言語OSの話です。

私がDEANのファンになったのは、台湾で「笑うハナに恋きたる」のドラマが放送される少し前、2008年の夏ごろだったので13年以上前ですw
私は、立石くんといい勝負なくらい、真っ直ぐ自分の信じる道を進むタイプなんで、リア友に携帯に保存した写真を見せては「カッコいいけど誰それ?」「DEANってw英語の名前なの?何人(なにじん)?」と言われても、「台湾にいる日本人なんだけどね、ちょっと面白い人だから、いつか日本でも知られたら売れると思うよ!」と言い続けてました😂

6年くらい前に朝ドラでついに日本で知られるようになり、リア友にも「前に言ってた人だよね?ホントに売れたね!」と言ってもらいました🤣
日本で人気が出たことは嬉しかったし、テレビなどで見る機会は増えましたが、実は私は少し違和感を感じていました。
世間では「ディーン・フジオカ 」とカタカナ表記される名前を見て、ハーフなのか?などと言われたりしていましたが、彼が日本生まれ日本育ちの「日本人」であることは知っていたので、当然日本語が話せることも知っていましたが、日本語でのインタビューを見る度に「こんな人だっけ?🤔」と思っていたのです。

3ヶ国語を話す友達が、不自由なく話せる言語でも、別の国にいてしばらく使わないと戻ってきてすぐはちょっと下手になっていると言っていたので、ずっと日本語を使っていなかったから少し日本語に違和感があるのかな?とも思ったのですが、それからしばらくして「日本語上手になったよね」とファンのみんなに言われるようになってからも、私はずっと違和感を感じたままでした。

私自身がきちんと(?)話せるのは日本語だけで、英語は中学から短大まで7年くらいは授業を受けましたが、どちらかというと苦手でしたし、DEANファンになるより先にハマった台湾ドラマがきっかけで、中国語を勉強するようになりましたが、英語よりはマシという程度で、ちゃんとできるとは言い難いので、あまりハッキリとは言えないのですが…
なんとなく英語を話すときの「DEAN FUJIOKA」と中国語を話すときの「藤岡靛」と日本語を話す「ディーン・フジオカ 」は別の人格のような気がして仕方なかったのです。
つまり、私の違和感は日本語を話す「ディーン・フジオカ 」が私が知っている(と思っていた)「藤岡靛」となんだか違う印象だったからでした。

私の中では、英語を話すときはちょっとヤンチャで尖ってるイメージで、中国語のときはゆるく自由で面白いイメージ、日本語のときは言葉を選んで丁寧にきちんと話す真面目な人のイメージです。

それぞれ主に話していた時期が違うので、単に大人になったのかな?とも思ったのですが、過去の動画などではなく、日本で活動するようになってからも、違う言語を話すとそう感じたので、どうやら年齢だけの違いではないのでは?となんとなくぼんやりと思ってました。

俳優のお仕事が多いので、役のイメージもあるのでは?とも思ったのですが、そういうわけでもなさそうで…
中国語を話しているときのイメージが、私が感じる台湾のイメージとかなり近い感じがしたので、それぞれの国の文化やその国の人たちの雰囲気に染まるのか?とか、いろいろ考えてはみたのですが、ずっとハッキリとした答えは出ないままでした。

ファンの友達にその話をしたこともあるのですが、英語は多少できる人はいても、どの言語でも微妙なニュアンスまで分かるという人はなかなかいませんし、「なんとなく雰囲気違う気がするよね」くらいの結論にしかなりませんでした。

前回に続き今回も、ここまでの前置きが超長いですがw

みなさん知っての通り、映画Pure Japaneseでは「言語OS」という説が出てきました。

映画の中ではかなり重要なキーワードですが、たぶん世の中のほとんどの人がそんなこと考えたこともなく、馴染みがなさすぎる単語なので、きちんと説明するために、登場人物たちのセリフではなく、PJキットに絡めてテレビのニュースという形にしたのは上手いやり方だなと思いました。

あの演出に感心したので話が逸れましたが…w
私の中では「言語OS」という発想自体は目から鱗でしたが、ぼんやりと感じてた言語が違うと別人のように感じるというのが、私だけの感覚ではなかったんだということが分かったので、(それぞれの言語OSについて何も深くは分かってはいませんが💦)私としてはなんだか物凄くスッキリした気分です。
というわけで、この映画を作ってくれてありがとう😊

言語OSについては、個人的なスッキリ感にしか辿り着いていないので、いろいろな言語OSについて、DEANがどう感じているのか、詳しい話をいつか聴けるときがあったらいいなと思います😌

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