自助の詩(1)
こんにちは、hana.hafuriです。
私が、私自身を、助けるための詩です。
『魂行灯』
私の心
打たれ落つ
「傷つけられた」
「傷ついた」
それはあくまで
我が脳内
かくいう認識
なせる技
故にそれは
捉えよう
身体に残る 傷なれど
心に残る 傷なれど
「傷つけられた」
「傷ついた」
思いゆえに
心傷
身体の傷も?
と疑心湧く
されど 傷は
ただの 傷
転じて眼 内に向け
我がうち 魂 一片も
切り傷なんぞ あらぬぞと
思い懐きし それなれば
「傷つけられた」
「傷ついた」
かくの思いは
薄らいで
じっくり ゆっくり
薄らいで
重ねる思いと 時薬
それらの果に
塵と化す
後に残るは 魂の
煌々灯る
体行灯
我が道筋を
仄照らす
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?