誰も知らない(進研ゼミ)

息子の父も母も学力はさして高くない。でも全然ダメでもない。たいした苦労もせず無難に生きていた人種なので、息子も当然その類いだろうなと思って接してきた。
予想通りだった。小学校時代、息子はテストでは決して満点は取らず、最後の文章問題はあっているが、問1の単純な計算問題やその他を必ず落とすという大体80点くらいの、いかにも頭は悪くないんだけどね…という感じだった。

そんな息子が中学校へ入学して1回目のテストだ。真ん中くらいだろうなと予測したところ、上位10パー位だった。あれ?という感じになった。息子は中学入学と同時にサッカーのクラブチームに入り、その他に部活も入らなくてはならなかったので、ハードすぎて勉強には手がまわらないと思い、中学入学直前に進研ゼミに入会していた。1日20分で良い言っていたからさ。ちょいちょい手抜きしながらも、まあまあやっていた様子だったので、進研ゼミのスタードダッシュ効果が大きかったんだろうなと当時は思った。とりあえず成績は偉かったので「あんた頭いいんだね!知らなかったわ」とイェーイとハイタッチした。そしたら、嬉しそうにはにかんで笑ってた。

その後息子は毎日はしないが、毎回のテストを進研ゼミを心底頼りにして挑み、結果成績は毎回じわりじわりと上がり、3年生の時は上位3人の固定メンバーで競いあってた感じだった。そして地元の最高ではないが、なかなかの高校に入学し、今は早稲田大学1年生だ。私から見たら早稲田とか入れる意味がわからないレベルのところだ。

私は、ポピーを親にねだってねだって始めたがほぼこなさなかった人間だけど、
進研ゼミ意外といいかもよと言いたい。

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