ブラインドタッチ

とは、最近は言わないらしい。私がブラインドタッチを学んだ4年ほど前はまだブラインドタッチだった気がする。先生がアップデートされてなかっただけかもしれないけど。

今はタッチタイプとかタッチタイピングだと。ブラインドタッチというのは差別表現にあたるから、らしい。

先に断っておくと、私は一介の文学部生で、特別英語ネイティブでもないし、授業をとっていたとはいっても専攻は語学ではないし、詳しいわけでもなんでもない。というか、今調べた。そういう知識の元話す。そしてこれは私個人の見解。

ブラインドという言葉を日本語に訳すとこの場合、盲目となるのだろう。盲目の盲は一字だけで目が見えないこと、人をあらわす。目はその字の通り、目。まぁつまり盲目とは目の見えない人のこと。特に差別表現とは言えないと思う。盲目という言葉を、差別的に使えばそれは差別表現だ。でも、恋は盲目だなんて言葉もあるし、盲目という言葉自体に差別的意味はない。だってそりゃそうだ。目が見えないこと、人をあらわすためにある言葉と言うだけだもの。

じゃあブラインドは?というと、もちろん目が見えないこと、人という意味。他には、なにかに遮られて見えないとかそんな感じ(高校までの私の英語の知識では)。窓にかけて、刑事が指で夕日に向かってピって隙間あけるアレもブラインドっていうし。つまりこっちにも差別的意味はない。そもそも、英語圏ではブラインドタッチとは言わず、タッチタイプが主流っぽい(調べた)。まぁ慣れてる人って流れるように打つもんね。pushとかよりtouchって感じなのはなんとなくわかる。

でも、英語にも日本語にもどちらにも差別的意味はなくない?っていう疑問。え、ないよね?言葉はただ言葉であって、それを差別に使った場合はそこに差別的意味が生まれるけど、言葉そのものに、特にこの場合は差別的意味はない、と思う。

ブラインドタッチがあのパソコンを打つ行為に適切かっていうと、別に見えないわけじゃなくて見てないだけだし、うーんと思うところはあるけど、差別表現と言われるほどか?とも思う。なんか、え、そういう意味じゃなくない?みたいな。

まぁ私は専門家でも研究してる訳でもないし、全貌が見えてない可能性は大いにある。ただちょっと、言葉そのものは悪くないんじゃ?とモヤッたと言うだけのお話。

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