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読書メモ-Day01- アイデアのつくり方

本の情報

タイトル
アイデアのつくり方

著者
ジェームズ・W・ヤング

読了日
2020年7月1日


この本を読んだ目的

「アイデア」をつくり出すための過程、考え方を得るため
→5月からWebデザイナー就職を果たしたものの、アイデアが思い付かず「センスがない」「才能がない」と落ち込むことが多い。美大出身でもない「普通」で「凡人」な自分でもアイデアを生み出すヒントを知りたい。

この本を読んで学んだこと

<アイデア作成の基礎となる一般原理で大切なことは2つ>
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない
新しい組み合わせを作り出す才能は、物事の関連性を見つけ出す才能によって高められる

<心の技術 5段階>
アイデア作成は心の技術、技術は意識して修練することで高められる=アイデアを作り出す能力は高められる
第1段階 資料収集
・製品とそれを売りたいと想定する人々についての特殊資料と一般資料を集める。簡単だが絶対に抜かしてはいけない大事な段階。
“牛と同じである。食べなければミルクは出ない。”

第2段階 資料を咀嚼する
資料をそれぞれ手に取って心の触覚で一つ一つ触ってみること。
=関係探し、ジグソーパズルのようにきちんと組み合わせてまとまるように組み立てる。
この時に出たアイデアはどんな突拍子ないことでも書き留めておくこと!

第3段階(孵化段階) 問題を完全に放棄する
3段階をやり終えたら、問題を放棄する。何でもいいから自分の想像力や感情を刺激するものに心を移すこと。

第4段階 アイデアが現れる(アイデア実際上の誕生)
アイデアを探し求める心の緊張をといて、休息のひとときを過ごしてから、ふとした瞬間にアイデアは湧いてくる。

第5段階 忍耐強く種々たくさんな手を加え、理解ある人の批判を仰ぐこと
現実の有用性に合致させるために最終的にアイデアを具体化し、展開させる段階。せっかくのアイデアもこの段階で日の目を見ず失われてしまうことが多い。ここで理解ある人の批判を仰ぐことが大切。良いアイデアは自分で成長する性質を持っている。

得たこと・感じたこと

・アイデアとは0から作り出すものではなく、既存のものの新しい組み合わせを見つけること。アーティストやすごい人は何かすごいものを0から作り出すと思っていたので目から鱗!

・“牛と同じである。食べなければミルクは出ない。”という言葉が凄く印象に残った。良いアイデアを出すためには、圧倒的なインプットと制作前は緻密な情報集めが大切。

・「才能がない」「センスがない」と思っていたが、圧倒的にインプットが足りていない。反省。まずは日頃からインプットを増やす。

読み終えて今すぐすること(TO DO)

・意識的にインプットの時間を増やす。
→毎日時間を決め、ギャラリーサイトやピンタレストでたくさんの作品を見る。

・オンラインセミナーには積極的に参加する。
→ありがたいことに、世の中にはデザインに関するたくさんのセミナーがある。積極的に参加し、価値を感じれば有料コミュニティ参加も検討する。


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