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不思議な出会い

オイルマッサージを受けていた時の話です。

いつものようにオイルの先生に背術を受けていると
突如、一人の女性が店に入ってきました。


「あなたに呼ばれてお店に来ました」

どうやら、その女性はオイルの先生の知り合いで
ヒプノセラピスト(催眠療法士)だそうですが、
その日に会う予定はなかったそうです。


私は、その女性とは初対面だったので、
「正直ヒプノセラピーなにそれ?」と興味は持ったものの
だいぶ変わった人だなと、ドン引きしました。



「ヒプノセラピー受けてみませんか?」

オイルの先生の知り合いってこともあり
おもしろそうだったので、受けてみました。

要はヒプノセラピーとは退行催眠です。

催眠効果がかかっている間
幼少期、産まれる時、前世みたいな感じで
映像として目の前に見えるんです。

私が興奮していたせいでしょうか、
目の前で映像がめくるめくる進み
催眠状態に入り過ぎたため、

「もう駄目です、帰って来なさい」

このままだと、私は戻れなくなる?と
途中で呼び戻されたことを覚えています。


結論から言うと、その女性が
今は他界されましたが私の師匠です。

「身を守る為に修行しなさい。」

師匠に初めて会ったとき、
「この人は本物だよ」って
脳内で言われた気がしました。


その当時の私は何でも挑戦するタイプで
当然、修行にも興味津々で参加しました。


「私の後ろに何が見えるか言いなさい」

初めて会ったときから一言も
私が霊視をできるとか師匠は一言も言いませんでしたが、
修行後、いきなりそう言われました。

え?っとなりましたが、
見えるまま話すと「正解」と言われました。


「これから、見てもいいんですよ」

私の霊道は元々開いていたようですが、

身体に障るから見えないように
自己防衛をしていたそうです。


昔々の師匠との不思議な出会いです。

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