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キャバ嬢、プログラマーになる①


初めまして。花と申します。タイトルに大々的に書きましたが、まだ今現在プログラマーにはなれていません。絶賛転職活動中でございます!

約3年間水商売一本で生きてきましたが、普段から飲んでいるアルコールの量が尋常ではなく身体を蝕んできたこともあり、一人の女性として違う道で生きていけるよう母から貰ったヒントを元に【web制作、プログラマー】の道へ進もうと決めました。

今はキャバクラ嬢を卒業し、知り合いのバーでお手伝いをさせて頂いています。水商売から揚がれと言われても生活があるので、きっぱりとは揚がれていないのですが、私としては「キャバクラを卒業した」が一番大きな一歩だったと思います。

今日はキャバクラへ進むきっかけになったところまでを綴っていこうと思います。

私がキャバクラを始める前はごく普通の正社員で毎日会社へ行っては帰るだけの毎日でした。美容関係の仕事だったためミーティングや練習などで遅く帰ることもあり睡眠時間が少なく、よく「あと〇時間後にはまたここにいるじゃん」と絶望したことも多々ありました。

ある日、朝起きて普通に化粧をしていると誰かに髪を引っ張られたわけでもないのに後ろにバタッと倒れた日がありました。何が起こったか分からなくて何回も面白半分で起き上がってみましたが自分の意志とは関係なく何度も後ろに倒れました。

特に頭痛や吐き気、めまいなどなく普通に最寄り駅まで無事にたどり着きましたが電車を降りた直後激しいめまいに襲われました。目の前の景色がプラネタリウムを見ているかのように右から左へぐるぐる半円を描いて流れていくのです。

信頼している同僚にやっとの思いで連絡をし、迎えに来てもらって無事に職場に着きましたが景色は変わらずずっとぐるぐる回ったまま。私は初めて自分の意志とは関係なく「身体が限界を迎えている」ことを知りました。(ちなみにこの症状は難聴によるめまいや吐き気でした。三半規管が弱まると酷いめまいや吐き気の症状が出やすくなります。女性は難聴になりやすいので皆さまお気を付けください。)

その後、体調のこともありその会社を退社しましたが何の仕事をしようかも思いつかなかったので専門学生時代にバイトをしていたキャバクラへの道に進むことにしました。

え?体調が悪いのにお酒を飲む仕事に進むっておかしくない?って思うと思うんですが、当時の私の中では「自分の好きな時、時間の中で働ける」「短い時間の中でお給料が高い」が大きかったです。別に無理してお酒を飲まなくていいし、ダミーでノンアルコールを頼んでもいい、人と話したい。

結論、短い時間の中で楽して稼ぎたいというのが一番でした。

簡単にではありますが、ここまでが私のキャバクラのスタートラインです。上京してきた普通の女の子が夜の世界へ足へ踏み入れるなんて「よくあること」と思われがちですが、私もこの世界に3年もいるとは思いませんでした。田舎はやはり圧倒的に社会の情報が少ないので世間知らずになりがちだと今になって分かることもあります。

田舎から出てきて仕事、社会、自分に追い込まれかつての私のように生きている女性がいるのなら、こういう人生になるかも知れないと知ってもらえたらなと思います。

初めてのnoteで思うがままに文章を打ち込んでいましたが、今までの自分を整理し新しいステップアップをするために続けて制作していこうと思います。

貴重なお時間の中、お読みいただきありがとうございました。

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