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消費者の購入動向の変化

コロナの影響で消費者の購買志向にどのように変化が起きたか? 

私たちに消費について問い直す機会を与えた。
収束後は所有物との関係よりもアート、カルチャーなどに費やすし、他者と一緒に経験することを大切にするようになるのではないだろうか。たくさん物を欲しがることはなくなり、自分が選んだモノから特別な何かを感じることを求めるようになるだろう。「モノ」より「コト」を大切するようになり、それを他者とシェアするようになるのであろう。

 商品にコンセプト、ストーリーを持つことが必要になる。
量産型が終わり、手作り、一点物(風)が主流になり、個性のあるものが求めらるようになる。個性の無いものは終わる。もっと意味のあるもの、質にこだわったクラフトマンシップを求めるだろう。

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サステナブルを意識する。
私たちに一体何が現実的に起こっているのか、何が問題なのかを気付かせた。
イベント毎に服を着替える必要はない。安物をたくさんのものを買う必要がなく質の良いもの、長持ちするものが少しあれば良い。物欲のために常に探し続けることをせず幸せになれるというなんらかの実感をもたらした。過剰生産、売れ残りなどで地球に負担を与える問題に私たちが取り組むことで変化を起こそうとしている。

アメリカAffirm社の調査によると、消費者の76%が買い物をする時にサステナブルであるかどうかを非常に重視している。社会的責任、コミュニケーションの透明性は消費者のブランドに対する要求の中でメインになる。


ブランドにとってエシカルと環境問題に配慮していることをアピールすることはとても有益です。ただモノを売るのではなく、どうして作られたか、どのように作られているか、材料はどこから来るか、誰か作っているのか、誰が運営しているのか、環境問題に取り組んでいるブランドなのか、商品の由来なども必要になって来る、これらが消費者の購入決断に繋がるからです。

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ジュエリー業界においても原産地の偽り、不当労働、不公平、環境汚染問題、過剰の無駄など問題がある。今後はどのように消費者が求めている透明性や責任あるブランドになるかが鍵だ。業界全体でエシカル環境問題を考える時に来ている。


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