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幻のジャパンC

2023年の凱旋門賞を制した
エースインパクトが
先日、現役引退を発表した。

来月末のジャパンCへの
出走が検討されていただけに
とても残念なニュース。

もし実現していたら、

イクイノックスや
リバティアイランドに加えて、
無敗のエースインパクトまで!

と、より一層大大大注目の一戦に
なっていただろう。

・現役最強の古馬が勝つ
・若き牝馬のエースが勝つ
・やっぱり無敗の新参スターが勝つ
・はたまた番狂わせか?!

と、どの展開も最高だ。

リバティ参戦の一報だけでも
大変ワクワクして大歓喜だったのだが、

人間とは欲深いもので、
一旦可能性が示されてしまうと、

三者が揃うレースも「見たかった〜泣」
となってしまうのだった。笑


さて、エースインパクトが
3歳という若さで
種牡馬入りする背景を
色々と素人なりに探ってみたところ、

高額な種付け料を期待できるうちに
怪我なく繁殖に回したい
というのが最も大きな事情のようだった。

無敗の経歴がある現在、
エースインパクトは、

1986年に同レースを制した後に大種牡馬となったダンシングブレーヴよりも高く評価

THE ANSWER, 2023.10.13

されているようで、
この最高評価を無駄にしたくない様子。


イギリスに比べると
高額な種付け料を持つ繁殖馬が少ない
フランスの生産業界を
盛り上げたい意向が存在する可能性も
別の記事では示唆されていた。


競馬もビジネスだから
利益追求は大切。

だけど、彼が単に早熟だっただけ
だとしたら、
種牡馬としての価値はいかほどか、、

私が生産者だったら、
費用対効果の点で
穿ってしまうかもしれない。。

その辺りの潜在力は
不明なままの方が
ビジネス的には◎である事実に
素直に則するあたり、

とっても西欧らしい判断だと思った。

古馬になっても実績を残した
ディープやアーモンドアイのような
偉大な存在に
なれたかもしれないエースインパクト。

うう、惜しいような、
仕方ないような、当然のような。

現役を続けながら
この才能を守るには、
怪我について高度な技術が必要。

ジャパンCへの参戦はもちろん、
現役続行それ自体にリスク大だ。

この重責をわざわざ買って出てまで
偉大な存在を目指そうという人が
いなかったのかな、、

なんて思うのだった。

今回の「幻のジャパンC」は、

イクイノックスや
リバティアイランドなど、

偉大な存在を目指す馬達と
その周囲の方々には
尊敬と感謝しかないコトを

一エンタメ消費者として
改めて痛感させられる
機会となったのだった。

日々、楽しい時間を
ありがとうございます。

グッズ購入で貢献します!!

ではでは。




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