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自由につぶやけるということ

自サイトを開設して約10日。
自サイト内のブログに、Twitterではつぶやけなかった好きなものやそれらに思うことなんかをつらつらと書いています。
内容的には、ここよりもちょっとディープで、もっと自分に素直になったような、なるべく明るいもの。

自サイトは誰が見ているかわからない、もしかしたら誰も見ていないかもしれない場所です。
そういうところってすごく落ち着く。
Twitterも昔は「おはよー」「いてらー」「ほかてらー」みたいな、ほんとどうでもいいことしかみんなつぶやいてなかった。
むしろ、そういうどうでもいい独り言をゆるくつぶやくツールだったし、そういう世界は私も好きでした。

サイトって人が来ないんですよね。やっぱり多くの人はSNSにいます。
でも、僻地だからこそ、好きだって思ってくれる人が見に来てくれる強みがある。

SNSはそんなに好きじゃなくても見ることができるし、お返しの反応を期待して反応を送ってくる人もいる。
昔はたくさんの人に自分の作品が届けばいいな~なんて思ってたりもしましたが、ROMの人って描いても描いても反応してくれないんですよ。
感想がほしいとかじゃないんですけど虚しくなっちゃって。
気分的には試食販売エリアでお腹いっぱい食べて「あんまり美味しくなかったから買わない」って言われてるような感じ。なんか心がすごく削られる。
反応を期待してる人からの反応は「試食美味しかったので買います!あ、うちはこういうもの販売しているんですよ!ちょっと食べてみませんか!?食べますよね!?」と営業を受けている気分。

SNSって巨大な試食会だと思うんですよ。ログインしてTL見てるだけで、いろんな作品がごんごん流れてくる。食べるだけ食べて買わなくても良い。好きなものだけ買ったら良い。そんなイメージなんです。

反対に、サイトって個人商店なんですよ。
URLを踏んだり、打ち込んだりして足を運ばなければいけないし、そこに置いてある商品は非常に個性的です。しかも多くのお店は客がどこから来てどの商品を見たのかがわかります。
拍手やメールといった反応を送る場所もありますが、サイト管理人というのは往々にして来店してくれた形跡があるだけで喜びます。
一度訪れて、合わないと思った人は二度とおとずれないだろうし、気に入ってくれた人はちょいちょい来てくれるでしょう。
私は気に入ってくれた人に楽しんでもらう道を選びました。

顔も名前もわからないけど、見に来てくれる人が楽しんでくれたらいいなと思っています。
そして、個人商店なので、自分らしくあって良いのです。
誰かに迎合する必要はない。サイトにおいては私がルールです(レンタルスペースの規約などはありますが、それらは私が守らなければならないものなので除外します)。

さて、そんなこんなで、Twitterにいたころよりずっと自由に心の羽根を伸ばしています。
コンテンツはすぐには増やせませんが、ブログだけでも更新するのがすごく楽しいです。
自由にできるのって幸せですね。

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