明方まで起きている同士たちへ

春です。
この時期、人から必ず言われるのが

「私の友達にめっちゃ似てる!」
「犬飼ってそうですよね。」
「動物好きですか?」

といった、私の第一印象について。

出会いの季節に必ず言われるこの三大台詞に対して、未だに何と返したらいいのか分からずにいる私ですが、ハムスターが好きです。

 「早寝早起き」、「日記」、「朝活」、「ウォーキング」などなど…決意を新たに色んなことを始めたくなるのが4月ですね。
 私もそんなふうに「素晴らしい新年度をスタートさせたい!」という思いもあって、3月31日はとにかく早く寝ることを一番に考えた結果、何ともすがすがしい気持ちでエイプリルフールを迎えることができました。

 「あ~やっぱり早寝は大事だよなぁ」なんてことをしみじみと考えていたわけですが、この早寝というやつが私にとって非常に厄介なクセ者なのです。

 そもそも私はリラクゼーション業界で働いているのですが、常日頃からお客様だけでなく、自分の身体にも気を遣うようにしています。
 一方で体を使う仕事なので、もちろん体力を消耗するし、夜が遅くなることも多々あります。

  でもそれはイイんです。全然構わんのです。
  私の就寝時間を大幅に遅らせる最大の原因は「趣味」 。

  そう、オタクは早く寝られない。

 というか、オタクじゃなくても早寝は難しい。
SNS、動画サイト、映画、本、漫画、テレビなど、「今夜は寝かせねぇぞ」とオラついてくるエンタメ集団のせいで、私たちの睡眠時間はことごとく削り取られています。

 私の場合、基本的に仕事がある日は完全スリープモードになるのですが、魅力的なインターネット様からのお誘いを断り切れず、スマホをピコピコやってしまう夜もあるわけで...。
 そうするともう翌朝の身体の重さが半端じゃないんです。鉛でも背負っているのかと思うくらいに朝から重い。
 「あー今日は絶対に早く寝よう」と、ついさっきまで寝ていたくせに、早速その日の就寝時に想いを馳せる、、、なんてアホみたいなことをしている人はきっと私以外にも沢山いるのではないかと思います。

 そんな「不健康的で超文化的な最低限度の生活」を送っている私ですが、夜な夜なブルーライトを浴びまくるオタクである一方、健康に気を遣うお仕事をしているわけで、この二つを両立できる「健康オタク」であろうと日々奮闘しているのであります。

 私は今の仕事がほんっっとうに好きなので、しっかり仕事をするために普段は大体寝る1時間前までにはスマホやPCには触らないように努力しています。

就寝前のブルーライトというのは自律神経を大いに乱します。
人は眠るにあたって、副交感神経(体をリラックスさせる働き)が優位になるのが普通なのですが、ブルーライト野郎のおかげで交感神経(体を頑張らせる働き)がバリバリ優位に立ってしまうのです。
そんな状態では寝る子も育ちません。

だから、ぐっすり眠るにはちゃんとお風呂に浸かり、ストレッチをして、リラックスした状態で、、よしながふみの『きのう何食べた?』を読んで寝るのが一番なんです。
 私は最近、古屋兎丸の『帝一の国』を読んで失敗しました。
あれは超面白いので寝るどころではなくなります。あと、ジャンプ系は基本的にアドレナリンが出るのでダメです。
 それから少女漫画はあまり読まないのですが、なかとかくみこの『塩田先生と雨井ちゃん』は大ヒットでした。あれは寝る前にちょうどいいです。
「ときめきメモリアル~girls side 2~」の若王子先生が好きな方は必ず読んでください。
漫画ばっかりですが、本なら小説やビジネス本よりもエッセイが好きです。片桐はいりや小林聡美のエッセイは寝る前にもってこいだと思います。大泉洋も。
 
こんな具合で仕事と趣味を両立させているのですが、やっぱりどうしてもnoteやTwitter、Pixivも見たい!
特に仕事を超頑張った日とか、休日前になると、タイバニやらジョジョやらおそ松なんかの沼にズブズブと浸かりたくなるんですよね。とうらぶも好きです。

 そういう時は電子レンジで蒸しタオルを作って、それを水筒(保温できるやつ)に入れベッドサイドに置いておき、アラームをかけながらPixivを楽しみます。
時間が来たら水筒に入れたホットタオルを目に乗せてリラックスして、ラベンダーのアロマをたきつつ、いさぎよく寝るという術を最近身につけました。
あと私は、沼だけじゃなく風呂にもよく浸かります。
大きい浴槽の方が水圧がしっかりかかって血行も良くなるので、銭湯もしょっちゅう行きます。

やっぱり好きなものを楽しむのは大事だけどそれで不健康になるのは大変よろしくない。
仕事一辺倒になりすぎた1年目を終え、「仕事も趣味も自分の身体もぜんぶちゃんと大事にしていこう!」と決意を新たに、2年目はじめました。