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聖notestudent学園!2

一話


2、生徒会に…?

入学式は無事終わり、クラス分けが下駄箱に張り出された。

私の名前を見つけた。ええと…1組だ!

私は一組の教室に歩き出した。

教室はなんかぴりぴりしている。話す人がいないからかな?

そう思っていると後ろから誰かに ぽんぽん と肩を叩かれた。

羽菜「?」

猫田 花鈴 「これ…落ちてたよ」

彼女が持っていたのは私のハンカチ!
猫の刺繍が付いていてお気に入りのやつ!

羽菜「ありがとう!どうして私って分かったの?」
思わずそう聞く。

花鈴「ハンカチの名前をみて。さっき新入生あいさつで話してた子かなって。」

羽菜「あっ…そっか(〃▽〃)」

私が照れていると女の子は私に聞いた。

花鈴「私は猫田花鈴。猫が好きなの。えっと羽菜さんも猫、好きなの?」

私は正真正銘の猫派だ。

羽菜「うん!猫好きだよ!私は白いペルシャとかタイプだよ!」

花鈴「ペルシャもかわいいよね…!」

やった!もう友達が1人できちゃった!ハンカチ落としてなかったら花鈴ちゃんとも仲良くなってなかった!ハンカチ…!ありがとう!

すると別の所から声がした。

津美恋 和香女「なになに?猫の話?私も混ぜて!」

和香女「私、津美恋 和香女! 家が動物病院で動物が好きなの!」

花鈴ちゃんは戸惑っていたけど私は聞いてみた。

羽菜「へぇ!私、星南羽菜!こっちは猫田花鈴。和香女ちゃんは何の動物がすきなの?」

和香女「えっと…ハムスター!」

花鈴「ハムスター!かわいいよね…」

花鈴ちゃんも話し始めた。

するとチャイムが鳴った。『キーンコーンカーンコーン♪キーンコーンカーンコーン♪』

私達はもとの席に座った。

先生「皆さん入学おめでとうございます。では早速、今日は自己紹介をしましょう。」

だいぶ飛ばして(羽菜の未来の生徒会長自己紹介は聞き飽きたでしょ?byハナ)

先生「次、田沼杜さんお願いします。」

田沼杜「はい。」

と羽菜の隣の席の人が立った。

田沼杜「えっと…こんにちは田沼杜です。自慢じゃないですけど…小学生のとき絵で内閣総理大臣賞を毎年取ってました。水彩画が得意です。よろしくお願いします。」

すごい…内閣総理大臣賞って一番いい賞だよね?すごいなあ…

先生「ありがとうございます。次に音色 画御さんお願いします。」

音色 画御「はい。」

「こんにちは音色画御です。私はアニメと音楽が好きで、打楽器は叩けます。よくアニメ○トにグッズを買いに行きます。えっと…よろしくお願いします。」

ア○メイトはよく羽菜も行く!一緒に行きたいな…

『キーンコーンカーンコーン』

あ、授業おわった!

先生 「では休み時間です」

よーし来た!

生徒会室へGO!生徒会に入りに行くんだ!
階段を降りて生徒会室に行こうとしたら人混みがあって塞がれてしまった。

羽菜「うわあああああ!」

押されたときにちょっと見えた。人混みの中心は姫先輩と黒先輩、蒼生先輩、熊野先輩だった。

あ。そうだ。

今行けば生徒会に入れてもらえるかも!

羽菜 「姫先輩ぃぃ~!!!!!!!」

人混みをかき分ける。先輩達が見えた。
そしてやっと人混みの中心にやってきた。

姫 「あ。君、星南羽菜…だっけ?名前」

蒼生「姫。失礼。羽菜のことだから生徒会に入りたいって言うんでしょ?」

ん。正解。

羽菜「あのっ…私を生徒会に入れて下さい!」

黒「蒼生大正解wせーとかいちょー!答えは?」

姫「え~wどうしよっかなあ~w」

からかわれてる…姫先輩のことだからふざけてるだけだろうけど。

陽太「コラ。一年生に意地悪しなーいw」

流石、陽太先輩。

姫「しょーがないなあwいいよ。入れてあげる。」

あれ。案外あっさり生徒会、入れそう。
隣の家の子は厳しい試験があるとかないとか言ってたような気がするけど。

黒「ほら一年生。こっちこっち。手続きするよ~」
と黒先輩が生徒会室のドアを開けてくれた。

あれれ…?私もしかすると生徒会の人達に好かれてる…?


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