友達がいないのは悪いですか?第4話
私は今すぐ学校案内したかった。
でも2時間目がある。レクだって。
「あさちゃん。2時間目レクだって。」
「レク?何やるの?」
「増やし鬼するんだよ。」
「やった。がんばって逃げるぞぉ~!」 とあさちゃんはノリノリ。 私も急いで校庭にでた。
「結衣!いっしょに行こう!私分かんないから。」
ああそうだった。あさちゃん分かんないのか。 「いいよっ!」
私たちは校庭にでた。
1回目は1、2班が鬼。私は鬼であさちゃんは逃げる。
「よーいスタート!」
よし。誰を捕まえようかな。
でも話したことない人ばかりだからタッチするのをためらってしまう。
これではチームにこうけんでできない。
これはあさちゃんを狙うしかない。
私があさちゃんに近づいた。そのとき。
しゅっ!
え?
あさちゃんは私の前にはいない。
1メートルくらい先。
また追いかけると、そこにもあさちゃんはいない。
あさちゃんが足が速いということに気付くのに数秒かかった。
「結衣おそーい!」
でもなんとしても捕まえよう!
わぁっ! イヤァー! きゃっ!
結局あさちゃんのチームの人は、みんな捕まって、
残りはあさちゃん1人。
「しゅーりょー!」
先生がそれを言うころには、鬼チームはみんなへとへと。
なかでも私が一番疲れてます。
ここから学校案内するの?!
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