習慣化について

Atomic Habitによれば、物事を習慣化させる/してしまうステップは以下のようになっているようだ。
1. きっかけに触れる
2. 行動の欲求が高まる
3. 行動する
4. 結果として報酬を得る
5. (行動と報酬を結びつけて記憶される)
習慣化するには、きっかけから自動的に行動が導かれるように自分をガイドする必要がある。すでに行っている習慣や生きていれば必ずやることにセットで前後に新しい習慣を抱き合わせることで、定着しやすくなる。
いい習慣に対しては、1〜4に流れやすく設計し、悪い習慣に対しては障壁を設けて次のステップに進みにくくするべき。
1の前: きっかけを見えやすく/見えにくくする
1から2へ: 行動自体を魅力的に/面白くなさそうにする
2から3へ: 行動をしやすく/しにくくする
3から4へ: 楽しませる/退屈にさせる

この行動原理をもっと具体的に記した本が、続ける思考である。
ここには、起床した瞬間を起点に習慣を開始するのが最も良いとある。更に、行動の組み合わせや長さ・難易度を自分流にアレンジして、続くことを最優先に考えるべきであると説く。正しい努力ではなく、正しい継続を行うべきという言葉が印象的だ。とにかく毎日どんな形でもいいから続けることが最も大事な"指標"であるということだ。行動する直前でやめてもいいし、10秒だけやっても良い、毎日行うことが何よりも優先である。なぜあなたの仕事は終わらないのかにも書かれているように、朝の時間を使って仕事をすることがとても効率が良いようだ。4時起きはいきなりは難しいかもしれないが、少しずつ朝の時間を使って作業してみよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?