未来の自分にどこまで具体的に実感が持てるか

未来に生きている自分も今の自分を延長した先にある自分であると実感を持てると、長期の自己投資を行うことができ、結果がすぐに出なくても行動を続けて成果につなげる事ができる。ここでは、未来の自分と今の自分の関係というよりは、未来の予定を把握する数と予定に対する現実感を分類している。

未来の予定に対する捉え方のパターンは
1. 同時に考えている予定の数が多すぎる
2. 予定について考える数が少なすぎる
3. 予定に現実感を持っていなさ過ぎる
4. 予定に現実感を持ち過ぎている
であるという。

それぞれの対処法としては以下のようなものが挙げられている。
1に対しては、
・「辞められるか」「任せられるか」「より価値のある行動にできるか」という問いによって、タスクの優先度を決定する
・優先度の低い作業を予め書き出してから作業を行うことで、意識の分散を防ぐ
3に対しては、
・(過去の事例を参考にして)単調で長期の作業を、目標から逆算して日割りで実施する
・月や年ではなく日数で目標までの予定を管理する
4に対しては、
・事前に息抜きの予定を入れておく
・細かい作業の後にご褒美を設定する

方法がいくつか書いてあるが、結局は自分に合う方法を試して改善していくしかない。続ける思考で紹介されていた、「2,3分で終わる仕事を翌日の最初に残しておく」「予め見たい映画の予定を入れておきそれまでに終わらせる」は有効だろうと思う。予定を完璧には立てられないので、あまり精度にこだわるのは本末転倒だ。それよりは早く作業を行うために順番や作業の細かさを調整したり、目標と報酬をうまく設定する方法を模索したほうが良さそう。とりあえず、2,3分で終わる作業を残して明日やってみる。

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