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週1ならいけるかも、13

5連休で遊びまくって寝不足でボロボロのまま5/24を迎えた。連休明けに以前よりやつれた奴が出勤してきて不気味だったと思う。

やつれたまま働いていたら終電を逃し、最悪な気分にもなった。職場の人が朝まで付き合ってくれたのでたくさん酒を飲んだが、満喫で目覚めたときの後悔を思い出すともう二度と終電は逃すまいという気持ちになった。

やつれたまま健康診断にも行った。採血を失敗されてしまい、両腕にガーゼを貼られてしまった。やつれた顔のガリガリの女が両腕にガーゼを貼っているのはよくない気がして、すぐに剥がした。

前の職場の後輩たちが送別会をしてくれた。私はもう新しい職場で働き始めて1ヶ月くらい経つし、送ってくれる側も何人か辞めていたらしくよくわからないことになっていたけど、まあそういう会を開こうと思ってくれることが嬉しい。まだ前の職場には私の知っている人が働いていて、懐かしい名前が話題に上がって楽しかった。そのうち知らない人だらけになるんだなと思うと少し寂しい気持ちにもなった。
こうやって辞めた後も遊んでくれる後輩がいると、少なくとも嫌な先輩ではなかったのかなと思うことができる。ちなみにこの会を企画した大学生のバイトくんは「自分彼女ができたんで女がいる飲み会は行けないっすw」と言って欠席していた。ふざけるな。お幸せに。

なんかすごいオムライスもたべた。
オムライスたべようと誘ってもらい、渋谷のオシャレなカフェへ向かう。地下に続く階段には行列ができており、私たちもそこに並んだ。私はあまり飲食店に入るために並ぶということをしてこなかったので、オムライスのために並ぶというのはなんだか少し複雑であった。何度か心が折れかけた頃、自分たちの順番がやってきて店内に入る。すると、眩しいくらいに明るい店内でハンチング帽を被ったニコニコの店員たちが 各々の最も高いトーンの声で「いらっしゃいませ〜!ようこそ〜!happy!♪」みたいなことを言っている。一気に警戒心が高まった。
お目当てのハンバーグオムライスは終了しており、カニクリームコロッケのオムライスを頼むことにした。その間も店員は何やら明るい笑顔に明るい声で話しかけてきていたが、"渋谷の光の部分"にやられっぱなしの私の記憶は既に曖昧である。
しばらくしてオムライスが到着したとき、「上に乗っている卵を割ってもよろしいでしょうか?」という質問をされた。私は知っている。これは有名な隠語で、「ふわふわオムライスの卵が割れる様を動画に収める時間です。」という意味だ。「わかりました(相槌としておかしいが、意味を汲み取りすぎてわかりましたと言ってしまっていた)。」と答え、私もカメラを起動して動画を撮影する。明るい店員が卵を割る。私は動画を撮影しながら小さな声でヮ~と言う。義務の時間。狂う。助けてくれ。
自意識が限界を突破した私は無心でオムライスに食らいついた。最終的にオムライスが最高に美味しかったので無問題なのだが、私の精神にとってはかなりスリリングな時間であった。
帰りに寄った最寄りのコンビニで店員の愛想の悪さに安心する。ジョーさん。いつもありがとね。

では!

撮った写真です

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