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マンション建替に関する説明会開催

説明会当日。
いつもの総会に比べると、ずいぶん大勢の出席者が集まっています。先日お話を聞いた一級建築士のKさんの他、普段から顔を合わせている方、総会でよくお会いする方など見知った顔が多い中、いままで見かけたこともないスーツの参加者も数人。

どのような話がされるのか、参加者の期待と不安が高まる中、デベロッパーの挨拶で説明会が始まります。

まずはマンションが建替えを必要とする理由についての説明。
1.築50年を経過して建物の老朽化が進んでおり、今後の維持修繕には多額の費用が必要である。

2.「新耐震設計」に対応していないが、耐震改修工事の実施は、費用、工法、居住環境などの制約を考えると現実的ではない。

3.社会的老朽化が進んでおり、現在の建物に要求される標準的な水準を満たすことができない。

確かに最上階にある私の部屋も、居住し始めてから数回、台風の日に天井のダウンライトからの雨漏りがありました。管理会社と施工業者による雨漏り原因特定の現場検証?に数度立ち会い、屋上の通気口が原因ではとの目星をつけて修繕工事を行ってからは雨漏りはなくなりましたが、汚れた天井クロスの張り替えをいつ行うか等を協議中でした。

建物の老朽化のなかでも深刻なのは、新築時から使い続けている建物のメイン排水管で、ダメージがひどく、年2回行っていた高圧洗浄もできなくなるほどだと。取り替えは難しく、大規模補修を行なって建物全体を維持する場合の試算は、驚きの約40億円!

数年前に大規模な外壁工事を行っていたため、当時修繕費として積み立てられていた金額はたったの約3900万円でした。。。

そして建替計画(仮)の説明。
周辺の再開発計画もあり、周辺地価は上がり続けている。古いマンションで敷地に余裕があるため、現状の地上5階建、総戸数40戸から、大幅に戸数を増やすことができる。

建替えに伴う諸条件をまとめると、
・いま所有している物件はデベロッパーが相場よりも高く買い取り
・最小限の持ち出しで建替後に同等程度の広さの物件を取得できる
・建替期間は3年間を予定

今回の説明会を経て、マンション再生計画が承認されれば、各所有者に対して買取価格や詳細な条件、ローンの借り換え相談などを個別にした上で、「建替決議集会」を行なって、最終的に建替の可否を決定するとのことでした。

これは、、、、建替するしかないのか⁉︎



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