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1. 住民視点からみたコロナ配食事業

配送物)

 7月末発熱、診療所で陽性診断。コロナ配食を希望すると発症後4日目、
だいぶ症状が落ち着いてきたころに、画像の物が味違い21食送られてきた。

サイズ100の段ボール(左)中身(ご飯×21、ドリア88円×8、丼ぶり亭126円×9 ハヤシ88円×4)

厚生労働省による補助金)

 コロナ配食には都道府県に対し厚生労働省が、1食1500円の補助金を
出している事を知っていた為(豊中市の場合、大阪府へ補助金を申請)、
1食200円程度の食事が送られてきた事に大きな違和感があった。

令和2年 厚生労働省事務連絡
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000627378.pdf

行政文書開示請求1回目)

 業者と保健所に「配食サービスを申し込んだが、ここまで廉価な非常食の詰合わせが送られてきたのはなぜか?」と電話にて問い合わせするが、
明確な回答無し。
 豊中市の電子申し込みシステムで行政文書開示請求を即日行った。

結果)以下のことが分かった
1食1320円(税込)とし21食が基本で1人27720円のサービス(図1)。
・5月までは、1食1870円(税込み)が21食で39270円であった(図1)。
・3業者で行われていた。

図1. 契約単価と仕様書の一部
図2. 業務の仕様書(2022年)

送品物価格推定A社)

A社の配送物には、業務スーパー専用のハヤシライスがあったので
業務スーパーでの実売価格を確認したのが以下の表である。
豊中市が27720円支出しA社が配送していた物は、税込み5150円(図3)。

図3. A社配送物の推定価格

※ 契約上問題ありませんと言うだけで何の説明もしない保健所担当者との
話合いによる改善はあきらめ、市役所の他の部署に改善の働きかけを求め、状況説明に行くが、結局保健所の担当者に戻される。
 この時、市議会議員が少し拾ってくれはしたのですが、この問題に対して
連携して動きづらかった事、各メディアに情報を投げたところTV局1社から問い合わせがあり、一旦議員さんとTV局の動きを見守り静観した。
(結局取材も報道もありませんでした。議員さんの動きもちょっとよく見えなかった。見えなかったのは、他の議員さんが同日、先にいろいろ質問していたためと言う事に、あと後気づきました。)TV局からお断りの一報が入った為、ツイートで発信を始めました(8/25)。ツイート活動に苦戦中、
9月で先の契約が終わるはずなので改善してるかなと、他の人のツイートを検索してみると、衝撃のご飯と棒ラーメンが1食になるツイートを、多数
発見し、8月の抗議が全く無駄であったことに気づかされました。本格的に
開示請求することにしました。

図4.他の人のツイート

行政文書開示請求2回目) 

 10月6日にメール(図.6)を保健所に送りその内容を電話で説明し、
提出した文書開示請求が図.5になります。

図5. 行政文書開示2回目

メールでの質問10月6日)

図6.10月6日発信メール

保健所からの回答10月14日)

図7.10月14日回答メール(青字:保健所)
図8.10月14日回答メール(青字:保健所)

回答不足であると返答10月14日)

図8.回答不足であると保健所に対して再度発信10月14日

10月21日開示期限  開示内容の説明自体は10月27日(木)でした。
長くなりすぎたので、開示請求結果は次にします。

図9. 2回目の開示決定通知書10月21日
図10. 2回目の開示決定通知書10月21日


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