息子の支援学校の発達相談に行きました。
先日は息子(9歳、重度知的、身体障害児)の支援学校の発達相談でした。
校医者の精神科医のドクターが1時間相談に乗ってくださいました。
3ヶ月くらい前から指しゃぶりが始まりました。
まだ、口の筋力が未発達で、ヨダレがでています。コロナで今よりも周りがナーバスになっている時も、知的な遅れにより、意味は理解しませんし、拒否してマスクが付けられなかったり、親としては悩ましかったのです。
コロナに関してだいぶ周りが寛容になってきて、ほっとしていたら、また、指しゃぶりという次の課題が・・・。だいぶ自分で歩けるようになったものの、まだまだ、おぼつかず。私や支援してくださる先生の手を頼りがちです。
ベタベタの手で触られるのは、親である自分だって、気持ちが悪いですし、先生方にも申し訳ないです。一方、指しゃぶりダメだよ、とデイサービスの先生に抑制されるのを見るのも辛かったです。
私は、これは発達の途中の過程での一過性のであると考えて、特にやめさせようとはしていません。
デイサービスの先生からは、「ほっといては、いつまでも続くし、いつかはやめないといけないでしょう」と言われ、どうしていいかわかりませんでした。
息子のことを真剣に考えて下さる先生方のことは尊敬し、信頼してますが。
それをドクターに伝えると、「僕もお母さんと同じ意見思ですよ」と、仰って下さいました。
息子は今は、指しゃぶりで得られる感覚に興味を持っているところだが、もっと他にも興味のあることがでてきたら、やめるのではないか、とのこと。
自分が患者さんを診る時も、これという1つの答えは出ないし、トライアンドエラーで、試して、観察して、また試してを繰り返すしかない。
色んな患者さんを診てきたが、教科書通り
の人なんて1人もいない。
お母さんは普通の子(定型発達)の子の何倍も色んなことを、試す必要がありますよ、とのこと。
まあ、色々してきましたが、やはりそうか、と今更ながら身が引き締まるような、まあ、そうよね、頑張っていこう、と思いました。
本人が、他者の視点をもち、恥ずかしいなどと思うくらいに知的に発達しないと、行動だけ止められても意味が分からないから、無意味だ、と。
発達がそこに追いつくまでは、単に止めさせるのではなく、発達を促すためにどのように関わっていくかが大切とのこと。周りが焦っては、本人のためにならない。
校医の先生は普段は、子供は診らっしゃらなくて、ご年配の方、認知症の方等が多いそうです。
息子を直接診察するためというより、学校が、保護者を支えるために(結果子供を支えるかとになる)、こういった時間を用意してくれている、ということがわかりました。
終了後は、学校の看護士の先生が、「気持ち楽になりましたか?」声をかけてくださいました。
長い時間話をきいて下さり、優しく丁寧にアドバイスをくださったドクター、相談してみたらと、声をかけてくださった担任の先生、学校に感謝。
こういったことをデイサービスの先生にも伝えると、しっかりと聴いてくださいました。感謝。
多くの方々が息子と親である私を支えてくださっていることに感謝。
大事な時間を使ってお読み下さり、ありがとうございます。
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