昔より人を好きになりにくくなった!その理由とは?
「昔に比べて人を好きになりにくくなった」と感じる人は多いです。
もともと「なかなか人を好きになれない」という人もいますよね。
では、なぜこうした現象が起きるのでしょうか?
今回は、「人を好きになりにくい理由」について詳しく解説します。
恋愛感情のほとんどは
「性欲」から構成されている。
まず恋愛感情は、性欲がベースで構成されています。
ここで言う「性欲」とは、単に下半身に関する欲求だけを指すわけではありません。
たとえば、
・顔が好き
・雰囲気が好み
・声に惹かれる
・匂いがたまらない
これらもすべて性欲に含まれるんですよ。
「恋愛感情の9割は性欲」と言っている人がいましたが、これはあながち間違いではないと僕も思います。
「恋愛は難しい」
と言われる理由。
では、「恋愛感情の残りの1割」とは何でしょうか?
実は、この部分が非常に曖昧で、何がきっかけで恋に落ちるのかは誰にも分からないんです。
気づいたら「あれ?好きかも」と思うこと、誰しもありますよね。
つまり、自分だって、誰のことを好きになるかなんて分からないのです。
それと同じで、相手が自分のことを好きになるかどうかも、予測はできません。
これが、「恋愛は難しい」と言われる所以です。
つまり、恋愛は運要素が非常に強いんですよね。
どれだけ努力しても、相手が応えてくれるかは運次第。
これが恋愛の難しさなのです。
恋愛感情を生む
「残りの1割」とは何か?
先ほど、何がきっかけで恋に落ちるかは誰にも分からないと言いましたが、恋愛に発展しやすいケースはあります。
それが、「ないものねだり」と「未知との遭遇」の2つです。
この2つが、“恋愛感情を生む残りの1割”なんですね。
つまり、性的魅力を感じた上で、自分が持っていない魅力を持つ人や、新しいタイプの相手に出会うと、恋愛感情に発展するというわけです。
年齢を重ねると人を
好きになりにくくなる理由。
基本的に人は、年を重ねるにつれ「ないものねだり」する気持ちが少なくなっていきます。
もちろん例外もありますが、人生経験が増え、人間関係の幅が広がると、「ああこのタイプの人ね」と相手の特徴がすぐにわかるようになります。
つまり、既視感があるんですよね。
その結果、新鮮さや驚きが減り、異性に対してときめくことが少なくなってしまうのです。
「昔に比べて人を好きになりにくくなった」と感じる人がいますが、これは至って正常なことです。
むしろ、こうした変化がなければ「あなた成長していないのでは?」と思われても仕方がありません。
なぜなら、若い頃からないものねだりする欲求が何も変わらないというのは、こういうことだからです。
人間関係の幅が広がっておらず、あまり人に揉まれていないことを意味してしまうからなんですよ。
もちろん、田舎など人口が少ない地域に住んでいるため、人との出会いが限られているケースもあるでしょう。
しかし、そうではないのなら、悪い意味で若いときから変わっていないという可能性があるかもしれないですね。
中には、年齢や居住地に関係なく「元々人を好きになりにくい」という人もいらっしゃいます。
それは、自分のことをよく理解しているか、危機管理能力が高いことが影響しているのかもしれません。
自分をよく知る人は
「ないものねだり」をしない。
自分のことをしっかり理解している人は、自分に足りないものを自覚し、それに対処する方法も考えています。
そのため、最初からないものねだりをすることが少ないのです。
また、危機管理能力が高い人は、今まで出会ったことがないタイプの人に対して強い警戒心を抱きます。
こうした能力が高まる理由としては、家庭環境での苦労や理不尽な経験が関係していることが多いです。
「二度とあんな思いをしたくない」という強い思いから、嫌でも危機管理能力が高まってしまうのです。
恋愛感情を抱かない
「アセクシャル」とは?
中には、「誰かを好きになったことが一度もない」という人もいます。
こうした人は一般的に、アセクシャル(Asexual)と呼ばれることが多いです。
アセクシャルとは、異性に対して恋愛感情も性的感情も抱かない人のことです。
ただし、これは病気ではないため、診察で判断することはできません。
実際、自分がアセクシャルかどうかは、一生分からない可能性もあります。
今はそう感じていても、未来で誰かを好きになったり、性的な感情が芽生えたりする可能性がゼロではないからです。
恋愛感情は特別ではなく
ただの「本能」である。
恋愛感情を「とても大切なもの」と考える人は多いですが、実は恋愛感情はただの本能にすぎません。
本能である以上、「好きになってはいけない人」を好きになることだってあります。
つまり、相手の人柄や誠実さに惹かれて好きになるとは限らないのです。
たとえば、どうしようもないクズ男であっても、性的魅力があり、自分にないものを持っていたり、これまで出会ったことがないタイプの人であれば、どうしようもなく惹かれてしまう可能性が十分にあります。
歳を重ねるにつれて、恋愛感情ありきの恋愛では失敗することが増えると言われているのは、このためでもあるんですよね。
ちなみに、恋愛感情の仕組みをまた別の角度からお話しておりますので、下記記事も併せてご覧いただけると幸いです。
【参考記事】
https://note.com/hamshigesan/n/n2315d0adda92
恋愛感情は脳の「バグ」?
脳科学の世界では、「恋愛感情は脳のバグ」だと言われることがあります。
つまり、そんなあやふやな感情を基準にパートナーを選ぶのは、とても危険なのです。
「誰かを好きになるのは素晴らしいこと」とよく言われますが、この言葉は主に若い世代向けのものです。
厳しいようですが、ある程度の年齢を重ねた人が、真に受けて信じる言葉ではありません。
こういう話をすると、「じゃあ、誰も好きになっちゃいけないってこと!?」という反応をする人もいますが、そんなことは一言も言ってないです。
僕が言いたいのは、好きになった相手がろくでもない人だった場合、関係が上手くいかない可能性が高くなるということ。
そして、まともな男性を好きになる保証がないという点です。
年齢を重ねてから恋愛感情を優先してパートナーを選ぶのは、博打に近い行為なんですよ。
実際、そこそこの年齢になってから恋愛にのめり込み、相手に振り回されて痛い目に遭う人は少なくありません。
そうした経験を避けるためにも、慎重な判断が必要なのです。
本当に大人な女性は
「内面」も見て好きになる。
ちなみに本当に成熟した女性は、相手のルックスだけでなく内面も重視します。
彼女たちは、単なる性欲だけで相手を好きになることはありません。
内面ありきで好きになるのです。
そのため、恋愛において冷静な判断を下すことができるというわけです。
人選ミスをせずに
相手を選ぶにはどうしたら?
では、成熟した女性のように、人選ミスをしないためにはどうすればいいのでしょうか?
ポイントは、相手に性的魅力を感じるだけでなく、親友のように仲良くできる関係を築ける異性を見つけることです。
たとえ恋愛感情が薄くても、こうした相手となら関係が上手くいく可能性は飛躍的に上がります。
ただし、「親友のように仲良くできる男性なんて見つけるのが難しい」という意見も多いです。
でも、僕たちが本当に欲しいものって、簡単には手に入りませんよね。
理想のパートナーもそれと同じで、一朝一夕では見つからないということです。
とはいえ、焦らず根気よく探していれば、いつかは必ず出会えるので、どうか安心してください。
そのためには、とにかく出会いの母数を増やすことです。
残念ながら、女子力や人間力を上げただけでは、いい人と出会えません。
もちろん、これらの底上げをすることは必要不可欠です。
でもそれだけじゃ足りないので、出会いの数はどんどん増やしましょう。
たとえるなら、スマホゲーで、SSRキャラを引くためにガチャを回し続けるようなものだと思ってください。
つまり、いい人と出会って付き合えるかどうかは、確率によるところがすごく大きいんですよね。
最後に。
以上になりますが、恋愛感情はあくまでも本能であり、それに重きを置いてしまうと、判断を誤らせることが多々あります。
とくに年齢を重ねた人ほど、恋愛感情に過度な期待を抱かないことは大切です。
相手の内面を見極め、性欲だけに流されない判断をすることが、成熟した恋愛への第一歩だと言えるでしょう。
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