書きかけの供養 チャレンジマスターへの道 理論編 盤面力(テンポ)

ちょっと復帰しているので一年ぶりに記事を書く。
入門から前編にかけてコスパの重要性について話してきたが、実は定量的に考えることができる。

その際に世に出回っている誤解を解いておかねばならない。
1/2と2/1が並んだら実質3/3というやつだ。
とりあえず具体例から、1点火力で1/2になりさがるような3/3はめっちゃ弱い。
図を見てほしい。

画像1

図の①が2/2のフォロワー、②が1/2 と2/1のフォロワーを表したものだ。
通常のフォロワーで考えると2/2は攻撃力が2の時間が2ある、と考えることができる。それは面積図であらわすことができる。
この面積が盤面の力(僕はこれを盤面力と呼ぶ)だ。この場合は2*2=4となる。
では2体いるときはどうか。面積が2のフォロワーが2体いるから2+2で4かというと違う。
攻撃力1の時間が2、攻撃力が合計3の時間が1ある、と考える。これが③だ。
面積で言うと5になる。
一応解説しておくと黄緑色の部分が増えるのは2体倒すのに手間取ってる間に攻撃力1のフォロワーが余分に殴れるからだ。
順番は攻撃が高くてライフが低いフォロワーを優先して倒してくると考えられるので、基本的には変化しない。
この順番を入れ替えることができるのが、守護だったりデコイ能力だったりする。1/2を先に狙わせることができれば攻撃力が2の時間が1、攻撃力が3の時間が2になる。すると面積で言うと8になる。結構違うのだ。
というわけで1/2と2/1が並んだら2/2よりはましで3/3よりは弱いって感じになる。

計算方法を理解してもらったところで、一般的なフォロワーのスタッツを思い出してほしい。簡単な基準は
1コスが1/2
2コスが2/2
3コスが2/3, 3/2
4コスが3/4, 4/3
4コス以降は3コスに+1/+1ずつする。
といった感じだ。
コスト帯に対してより大きい盤面力を出せればそれだけコスパがいい、ってことになる。コスパがよければぶつけあっていったときにこちらにフォロワーが残り、相手の顔面をパンチしやすくなる。つまり勝ちやすくなる。
これがテンポを握るということなのだ。

さて、否定方法についても書いておかねばなるまい。
当然除去カードである。
前編の時に
>>進化して6/7、これが5/3とバトルして6/2になる。
という状況があった。進化でテンポを取られた状態といえる。
のこった6/2は盤面力12なのでだいたい4コスト相当の強さ。これをスペルで取ると2点火力は1~2コストで取れる。最悪4コストのカードでも取れればマシ、という計算ができる。残ったPPでフォロワーを出せばテンポを取り返せる。

最後に、盤面力の計算は複雑だが、前後で点数の差を考えるだけでよい。
なんなら手持ちの札で状況も変わるので、ざっくり頭数を減らすのは得という見方もある。
私も(慣れもあるが)いちいち計算して出しているわけではない。環境や状況によっていくらでも

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