児童養護施設出身の高校生の子に出会った。
彼女は自分の当たり前と周りの当たり前が違うと言っていた。
彼女の当たり前を想像してみた。でも想像できなかった。
自分の知らないことがこんなにも想像できないのかと知った日。
私は目の前の人の世界を自分ごとのように想像して、その人の想いに触れさせてもらう仕事をしていると思っているので、
割とその人の生きる世界や感覚を想像して覗かせてもらうことはおこがましくも得意な方だと思っていた。
だから初めて彼女の想いや身の回りの当たり前を想像しようとしてもできなかった時は自分で衝撃だった。
でもそれは彼女のいる環境に対して私が知識が無さすぎたから。
想像する前提として、「知識があること」が何より大事だと思った。
その後に、初めてその言葉の背景や想いを考えてみることができるのだと。
気をつけていても無意識に自分の普通フィルターがかかってしまうのはしょうがない。
だから、どれだけ世の中の「事実」を知っているかが、想像の深さや幅や柔らかさに繋がるんだと思う。
大切なことを教えてもらった。ありがとう。
今年はとりあえずたくさん読書をすることが目標。がんばる。
なんかチープな終わりになってしまった。笑
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