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起承転結のスキマ

最近ビジネスでもなんでも「ストーリー」をつくりなさいとよく聞く。

この商品にはこんな物語がある、こんな想いがある。

人はそこに心が動く。私も大体それでものを買う。

映画もドラマもドキュメンタリーもストーリーがあるのは当たり前。

ストーリーというか、起承転結がある。

人生も起承転結があったほうが語りやすい。

そこに人の心が動く。

わかる。

でも、人って起承転結っていう言葉で綺麗に収まらない、そこからはみ出した感情や出来事がたくさんある。

そういう半端でぼんやりとした起承転結の隙間こそ、人間らしさがあるんじゃないかな。

起承転結よりも、多くの人はその隙間の方が共感することが多いんじゃないか。

でもあまりにも表現しにくいから、世の中に出ないけど、それを上手に表現できる世の中になったら、生きづらさってもっとなくなるんじゃないかな。

そんなふうに最近思った。


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