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ハモネザ短歌

あけましておめでとうございます。

わたしたちのことを覚えていてくれていますでしょうか。

本当は2020年内にアップする予定だった、「ハモネザ短歌」を更新します。

フリーペーパーで短歌を載せてもよかったのですが、スペースの都合で辞めました。

自由に歌を詠むということ、本当に気持ちいいですね。

わたしたちはこれからも自分たちのペースで各々の活動を行ったりする予定です・・・。

まだまだ見守っててください。

以下、素敵短歌たち。

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おにぎり・おいしいです

大盛りの白米頬張るきみの前 小盛り五穀米かわいい!わたし!

Internet 翻訳できない異国語はないから自分で暗号つくるの

おこぼれの豆大福をほおばれば 白い粉つく手がきらめいて

自販機の灯に照らされて浮き上がるひとりの背中に見惚れるひとり

あんしんの匂いを纏う君に添う "安らぐふたり"は成らないのに

Forever21の看板の痕を見つめた26歳

お仕事があんまり好きじゃないきみのことが わたしはとても好きだよ

ひとりでにあたたかくなる手をよそに 冷えた右手を求め歩く夜

他人の弱さはどこまでも愛しいけど自分の弱さは殺したい

高尚ギャル

部屋を出て江ノ島に行く夢を見た 明日はこれを正夢にする

君の服おんなじタイミングで洗う 柔軟剤はファーファの青で

‪死にたいと簡単に言っちゃうこの口をマスクで塞ぐウイルスは体内‬

君の顔、横で見るとまた違う 一生この顔といたい顔だ

線香の匂いがする朝 待合室光を求めて佇むばかり

こないだの検査結果のために待つ このまま結果を知らずにいたい

瘡蓋ができて剥がす攻防戦 剥がした後に負けたと気づく

今すぐに明日のことがわかるならわざと消しゴム落としたりしない

アース沼

朝六時最寄りを降りて免罪符のように買って帰るおむすび

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ハモネザ本ですが、下記サイトから購入できます!
残少となっておりますのでこの機会にぜひ!!
送料は一律300円です...ご了承を!


https://hamoneza.stores.jp

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