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ZOOM飲みをやらなくなった理由

最後にプライベートでZOOMに繋いだのはいつだったか。少なくとも今年に入ってから歯ZOOMを立ち上げていない。

ZOOM飲みは気楽でいいねなんて言っていた気もするが、流行りが過ぎ去るのは早かった。

普段から社交が控えめな私でさえ、飲みに行きたいなーと最近よく思う。そしてその飲みとはZOOMではだめなのだ。

いくつか思い当たる理由はある。

一つは、ZOOMを使うと仕事モードから抜けきれないこと。一日平均すると2~3時間はウェブ会議をしているから、ウェブ会議=仕事の気分になってしまう。時間になったらURLをクリックするという行為はもはや労働にさえ思えてくる。

もう一つは、ZOOMでは自分の顔がずっと見えてしまうこと。自分の顔がずっと映っていると、見え方を気にするからかなり疲れる。セルフビューを非表示にしたとて、自分の顔が相手に見え続けているという事実が自分を疲れさせる。

あとは、最近気づいたのだが、「誘う口実を用意できない」のが大きいのではないだろうか。普通の飲みだと、肉を食べに行こうとか、あそこ美味しかったから一緒に行こうとか、帰りにちょっと寄っていこうとか、誘う相手に示せるメリットを多く用意できる。

一方でZOOM飲みで示せるメリットは、「私と話せますよ」に尽きる。そりゃー誘うハードルが高い。ウミガメのスープやりませんか?って誘うのもまた別のハードルがあるし……

料理がないとか、非日常が味わえないとか、挙げていけば理由はたくさんあるけれど、ZOOM飲みが(私の周りで)廃れたのは「誘う口実を用意しにくいから」じゃないのかな。

あー、揚げ出し豆腐が食べたいなー。

(どみの)

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