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生きてる僕ら_サビだけ感想

※衝撃のまま書き殴っているため、所々おかしな文書になっています

「僕らは君の何処かで光るから」


そんなキラーワードを"アイドル"である関ジャニ∞に、沢山の人たちの"輝く星"である関ジャニ∞に歌わせるごっちさん、頭が上がらねぇ…!

まもなくデビュー20年目を迎え、きっと色んな人達を虜にして、色んな人達との出会いや別れ、再会を経てきた関ジャニ∞さん。本人たちもアラフォーに差し掛かり大人の落ち着きどころか貫禄や風格さえ感じるこの頃、まさか今まで出会った全てのファン(だけでないとは思うが)へのアンセム(賛歌)を出してくるとは正直してやられた。

まず「僕らは君の何処かで光るから」の歌詞だが、これは本当にアイドル、しかも実力と実績を伴った説得力のあるアイドルにしか歌えない歌詞だと思う。
私はもう十数年以上某有名バンドのファンだが、その人たちに歌われたとしても「それは私たちファンからしたら本当のことだけど、自分から言うなんてすごいなぁ」と心の何処かで思ってしまう。
ここは何万人もの人たちに夢を見せ続けてる輝く"アイドル"にしか歌えない、実はえっぐい歌詞ではないだろうか。
そんじょそこらの人間は説得力を持った「光るから」という歌詞は歌いこなせないと思うが、逆にアイドルなら可能なのである。ごっちさん天才。
そしてこの歌詞のやばいところは前に歌われる「思い出したように 大人になってさ 多くのことを 忘れてしまう」がフリとして死ぬほど効いてきているところ。
私たちは勝手に沢山のものを好きになって応援して、また新しいものを好きになってたまに魔法が解けてふと大人になって、多くのことを忘れていくけれど
関ジャニ∞を好きだった時間も気持ちも今の私を作るのに必要不可欠だったことを、一人ぼっちの夜にふと見上げた夜空から瞬いて思い出させてくれる、そんな優しい歌詞だと感じた。
(隣で、ではなくて何処かで、という大人の距離感もむしろリアル)
多分同じ気持ちを関ジャニ∞だけじゃなくて人それぞれ好きだったものに持ってるし、肯定したうえで寄り添ってくれる細やかさがあまりにも魅力的でした。ごっちさん本当に天才。

続いて「夢の中で 僕らは生きて」。
まずタイトルの「生きてる僕ら」は、関ジャニ∞のことにも、僕ら(ファンやリスナー)のことにも捉えられる。ただ「夢の中で」という歌詞が付くことで「僕ら」というものに時間軸が付与されるのが本当にすごい。ごっちさん天才。
「夢の中で 僕らは生きて」の「僕ら」に関しては、今この瞬間を生きている関ジャニ∞、ファン、そして、
その人たちそれぞれの中で一番輝いていた"夢の中"という"過去"の関ジャニ∞、そしてファンにも該当すると思う。
「同じ時間を過ごしたあの時、一緒に夢の中で生きてたよな」というメッセージに聴こえて私は古参でもなんでも無いのにここでも泣いてしまう…

そして最後に二度出てくる「魔法」という歌詞。
タイトルや曲中の「生きてる」という単語は、個人的に一番"現実"を感じるワードだと思うが、その真逆の「魔法」という"非現実"なワードが
アイドルへの理想や夢を表してくれている気がする。現実と非現実を表裏一体で曖昧に反復横跳びする単語のセンスがごっちさんマジで天才………。


あとは丸山さんの歌い方が七色なヤバさとか大倉さんの音域の綺麗さとか横山さんの真っ直ぐでいてどこか不安定な聴き入る歌声とか安田さんの羽毛のようなハモりの安心感とか村上さんのサビに来て欲しい力強さが来る素晴らしさとか
サビ終わりに入るライブ映像のセンスの良さとか
夜にこの曲を公開してくれるインフィニティの腕の良さとか
今の関ジャニ∞が歌う意味のある 本当に素晴らしい曲を提供してくださったごっちさんの凄さとか

色々あるんですがとりあえずここまで!