表現の不自由展、当選

あいちトリエンナーレにて再開された「表現の不自由展、その後」の抽選について、これから行かれる方、タイミングが合わず行けなかったので様子が知りたい方の参考になれば、と思い記録しておく。


注)あくまでも流れの説明です。
私が行ったのは10月9日で、それ以降変わる可能性もあるので、これから行かれる方は念のため、オフィシャルサイトや公式アプリでご確認下さい。

まず、1日に6回、入場できるチャンスがある。各回定員があり、鑑賞時間も決まっている。
6回のうち5回が40分で、1回だけ60分の鑑賞時間だ。これは20分ディスカッションの時間を設けているらしい。

そして抽選は1日に3回行われる。1回の抽選で、2回分の当選者が決定する。

①9:00-9:30
②11:30-12:00
③14:00-14:30

この時間内に、愛知芸術センター10階にいけば
抽選に参加できる。

抽選の列に並ぶと、数字の書いたリストバンドを腕につけられる。

交換したり、変更はできない。

受付時間終了の10分後に結果発表となり、抽選会場のモニターか、アプリまたはサイト内で同時に確認できるようになっている。

ちなみに1回の抽選で、2枠の抽選結果が出ると書いた。

例えば①の抽選では、10:30-もしくは11:25-からの鑑賞になるのだが、どちらで入場するかは選べない。

結果発表後、当選した人だけが集められ、先ほどのリストバンドに当選のしるしをつけられる。
そして、入場に関しての説明を受け、同意書が配られる。

入場時間の30分程前に再集合となり、リストバンドの再チェック、同意書の提出、身分証明書とトリエンナーレチケットの確認、貴重品以外の荷物を預ける。

今回の展示再開までの経緯の説明を受け、パネルでの確認をした後、展示室前にて金属チェックをして、やっと入場だ。


過激な意見やテロ予告まであったようなので、かなり異例の方法である。

けれど安全を確保しなければ再開出来ないという事情もあるようなので、鑑賞する側からすると、展示室内で安心できる。

また、限定人数なので、混雑もなくじっくりと鑑賞できるかなと思う。


一応退出は自由と書いてあったので、ディスカッション参加しなかった人もいるんじゃないだろうか。

ただ、私は40分の鑑賞時間の回だったけれど、途中退出する人は1人もいなかった。

この鑑賞時間のうち、20分間は映像をみんなで観ることになる。

作品について、こうやって見ろ、だとか、こういう意図があって、などということはスタッフの方は言わない。

キャプションに明記されているだけで、読むのも読まないのも自由だ。
会場内では自分のペースでみることができる。

なるべく多くの方が鑑賞できるよう、徐々に定員が増えているみたいだ。

ちなみに私は①の抽選に参加した。
会場に到着したのは9時10分くらいだったけれど、かなり多くの人がすでにリストバンドを受け取っていた。

他の時間の抽選に行かなかったので、混みようは分からない。
調べみたけれど、倍率も定かではなかった。

抽選自体はパソコンでランダムとのことなので、運なのだろう。

ただ、友達や恋人と行っても、2人で入れるわけではないので、誰かと一緒に行く場合はご注意を。


#あいちトリエンナーレ2019
#表現の不自由展




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