見出し画像

節目の年に、新たな生きがい「タイドラマ」と出会いましたという話

こんにちは。とにかくタイドラマが好きになったという話を書きたくて久々に筆を取ります。
別に誰に読まれなくてもいい・・・タイドラマ最高なんや・・・!という気持ちだけで書くのでまったく支離滅裂な可能性も・・・

そもそもドラマとか映画が好きなわたし、そして数年に1度起こる私的「ボーイズラブ」旋風。
たまーにBL漫画も読みますがどちらかというと映像作品の方が好きなのと、大衆化されたオープンなコンテンツの方が合うようで、『おっさんずラブ』放映時は狂ったように繰り返し観ましたし、『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』、いわゆる『チェリまほ』は寝食を忘れて観て、呼吸困難に耐え続けました。

で、『おっさんずラブ』についてとあるライターの方がレビューしていたのを読み、その内容にいたく共感しその方をTwitterでフォローしたのですが、その方があるタイBL作品をとても推していたのです。それがあの『2gether』というわけです。

『2gether』は、いまやタイBLの代名詞とも言える激強コンテンツで、BrightとWinという非現実的なほどのイケメン2人がニセのカップルを演じていたらだんだん惹かれていって・・・というベタにベタを重ねたラブストーリー。気軽に観始めたらまったく止まらなくなってしまいました。

そこからタイBLを調べまくり、検索で得た情報を順にたどるように、別作品を見漁る日々。寝不足が続き実生活にもバリバリに支障が出ました。

なんでこんなにタイのドラマが好きなのか?
俳優たちの圧倒的ビジュアルとか、安心して観ていられるベタなストーリーとか、供給が多いところとか、挙げればキリがないのですが、いちばんは「全能の幸福感」なのかなあと思っています。

日本よりも同性愛が(おそらく)受け入れられていて、もしくは受け入れられているような設定がされていて、なんだかんだあっても誰もが愛し愛されること、ありのままの自分でいることを否定されない。ごく普通に「認め合う」とか「受け入れ合う」ことのHappyが溢れているのです。
だからこそ、登場人物が愛を通じて純粋に葛藤して、成長する。その過程がいとおしい。自分まで肯定されているような気になって、がんばってみようと思う。

逆に言うと、すごく愛にフォーカスされているから、物語を盛り上げるためだけの余計な設定が少ない気がする。ミスチルが「ダメな映画を盛り上げるために簡単に命が捨てられていく〜違う僕らが見ていたいのは希望に満ちた光だ〜」と昔歌っていましたが、まさにそんな感じ(人が一切死なない、という意味ではありません)。
わたしは病気と戦う系の映画やドラマがとびきり苦手なので、これはすごくありがたい。もちろんピリッとしたサスペンス系のドラマもあるけど、ちゃんと根底にはピュアラブがあったりして、よくできているな〜と思います。

あともうひとつ。昔からラブストーリー大好きなわたしの中で、「すぐれたラブストーリーにはすぐれた友人がいる」という金言があるのですが(はい自分で作った金言です)、とにかく主人公の友人たちが愛すべき人たちばかりなのです。
しかもその友人が「サブカップル」という形でまた別のラブしちゃったりしている。そんなのってもうね・・・良いに決まってるよね・・・このすぐれた友人の話はまた、どこかでまとめたいです。

今年、自分の人生の節目と位置付けているのですが、そんな年にHappyに溢れたタイドラマに出会えて本当によかったです。時間を見つけていろんな作品の感想など、ぼちぼち書きたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?