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MLBに関する日本のメディア、MLBを知らない日本の野球ファンの印象とは

2万年振りのNoteを書く歯磨き粉です。
酒ガンガン入った状態で書いているので、
誤字脱字はスルーしてください。泣

日本メディアのMLBの記事に関する個人的な感想

今年、日本人初のホームラン王獲得なるか?と期待されている二刀流の大谷翔平。投手としてローテーションを回りながら9勝2敗、打者として44HRを放つ活躍を見せており、2001年のイチロー以来となるシーズンMVP獲得の期待が上がっています。

その活躍はMLBを知らない日本の野球ファンの耳にも勿論入っているでしょうし、大谷を取り上げた記事などに目を通す機会も良くあると思います。

ただMLBファンの中で何か引っ掛かるニュアンスだな、と捉えてしまう記事では、例えば現役世界最強選手であり、大谷の同僚であるマイク・トラウトの記事の見出しが「大谷の同僚、マイク・トラウトが~」のように、大谷選手の名前が付いて回ることが多いのも事実です。

これに関して個人的な感想としては、MLBを知らない人からすればトラウトを知らないから大谷の名前を出すことで記事に目を通してもらおうという観点から付けているのでは?と推測しており、別に良いんじゃね?と思っています。

MLBをあまり知らない野球ファンが大谷の動画にコメントしている内容について

今年の大谷の大活躍もあり、YouTubeでよく大谷のホームランの動画や試合のプレー集をまとめた動画が上がっています。

その中で現在ホームラン王争いをしているブラディミール・ゲレーロJr.の動画に対してのコメントで、

「ゲレーロJr.の本拠地のバッファローは打者有利だから大谷の方が凄い」

「ゲレーロJr.は投手をしていないから大谷の方が凄い」

といったコメントが見受けられます。

MLBファンとしては、ゲレーロJr.がまだ22歳なのにも関わらず、三冠王を狙える成績を1年間残していてオールスターでもMVPを獲る活躍をしている選手が大谷と比較されて大谷の方が上!と言われても「大してMLBを知らない奴が何を言ってるんだ!」と思う方もいるでしょう。

私個人の感想としては、勿論大谷とゲレーロJr.を比較するとローテーションを1年回りながらHR王争いをすることがどれほど凄いことか、異常なことかはMLBを見てきたので痛いほど分かります。

ただ上記の通り、22歳で三冠王を争っているゲレーロJr.のレベルに22歳時の大谷選手がゲレーロJr.と同様にMLBでシーズン終了間際まで三冠王を取れる成績を残せたのか?と言われると分からない、つまり比較の仕様がないんです。

人は何かを比べたがる生き物ですが、大谷もゲレーロJr.も十分異常なことを違うベクトルで成し遂げている訳です。

ここでは敢えて成績を比較してみます。

大谷翔平
.256 44HR 94打点 23盗塁 OPS.957
21G 115.1回 9勝2敗 防3.36 136奪三振
……………………………………………………
ブラディミール・ゲレーロJr.
.317 45HR 103打点 4盗塁 OPS1.017

打撃成績だけを見れば、ゲレーロJr.の圧勝ですが大谷は1年間ローテーションを回りながらこの打撃成績です。ゲレーロJr.は投手をしていないので、大谷選手の方が凄いのでしょうか?

そもそも比較するという事自体がナンセンスであると思います。それと同時にMLBという最高峰のリーグで二刀流をしている大谷選手が故に比較の仕様が無い状況を作り出していること自体が唯一無二で凄い点だと思います。

まさか日本人の選手がMLBで投手としてローテーションを回りながらHR王争いをしている、なんて10年前くらいに言われても鼻で笑っていたでしょう。

しかしそれを現実にしようとしているのが大谷の凄い所であり、他者を落として大谷を褒めるという手段でないと、純粋に大谷を褒めることはできないのか?というのがよく上がっている動画のコメントについての率直な感想です。

最後に

大谷からMLBに興味を持った方には是非数多くのメジャーリーガーやチームに興味を持ち、好きになって欲しいと切に願っております。

因みに私が応援しているMLBチームのワシントン・ナショナルズには毎回試合で大炎上した数時間後にインスタでイキリ散らしたストーリーを投稿しまくっているワンダー・スエロや、友達の乳首にザリガニを挟んで爆笑しているストーリーをインスタに上げていた32歳MLBデビュー&5番打者のヤディエル・ヘルナンデスなど、面白い選手が沢山居るので、是非ワシントン・ナショナルズを応援してみてくださいね。

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