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風はどこから吹いている

「ホンキをぶつけあって 手に入れよう未来を!」
このフレーズから幕が開けた3rdライブツアーから約5ヶ月が経ち、
「いつかまたはじまるんだよ 次のDREAMINGDAYS」
去り際に放った次のユメの日々は東京ドームでまた始まろうとしています。

 ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! Sailing to the Sunshine
までいよいよあと3日となりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?こんにちわ!こんばんわ!ハミーです。

 今回は4thライブ前に今、何を思っているのかを、このブログに一旦ぶつけてからライブに臨みたいなと思っております。
 しかしながら先に申し上げてしまえば思うこと、感じることは、おそらく(ライブを楽しみにしている)皆さんと、ほぼ変わらないことを述べるかと思います。でも自分の言葉で言いたいので、お付き合い頂ける方はどうぞよろしくお願いします。


 まずは前回の3rdライブの振り返りをちょっとだけさせて下さい。冒頭にもあげました「ホンキをぶつけあって 手に入れよう未来を」というフレーズ。3rdライブはこの言葉に私自身が、結構縛られていたなと感じました。
3rdライブでのAqoursは、それこそ文字通りにホンキをぶつけてきました。
8人のドルフィンと1人のロンダートからのバク転、初めて歌う11人での楽曲など様々なカタチからAqoursのホンキを感じることが出来ました。

 「ホンキをぶつけあって」と歌っているのだから、こちらもホンキで受け止めなきゃ!なんて思って私は埼玉2日目のライブに挑んでいました。肩に力は入りまくり、鼻息はベリーハードでした。

 あの時は、「ホンキ」という言葉に囚われていて、楽しむことを忘れていたのかもしれません。ライブを観ることは楽しむことのはずなのに、曲を、パフォーマンスを、キャストの言葉を、受け止めなきゃ、理解しなきゃなんて思っていたのです。もちろんすごく楽しかったのですが、やたらと血走っていたな、なんて思います。

 もう少し落ち着いて観れたなと思ったのは、福岡2日目の公演からでした。ありがたいことにもう一度チケットが当たり、観るのが2回目となる3rdライブというのもありますが、埼玉公演よりも楽しもうとしていたなと思っています。

 でも福岡でのライブが楽しかったなと思ったのは、それだけではなく、Twitterでやり取りしている方々と初めてお会いしたライブだったというのが大きかったです。沢山の方とお話しできたことで、ラブライブ!サンシャイン!!に対する「ホンキのぶつけ方」をいろいろと提示してもらったようで、視点の幅と楽しみ方を広げられたような気がしました。

 広げられたことで今思うのは、自分が血走って観ていたなと思っていた埼玉公演も、あの時はそうやって観る必要性があったんじゃないかなと思うようになりました。あの曲のあのフレーズから始まることで、いつの間にかホンキを嗾けられていて、血走りながらも声をあげていたあの場面も、一種のホンキであって、それはそれであの時の楽しみ方だったのかなと思えるようになりました。

 え?さっきの話なんだったのって思った方。なんだったんでしょうね?

ではないです!福岡公演で出会った方々の楽しみ方を知ったおかげで、埼玉公演での反省だと感じたことも、あの日は楽しんでいたんだ!と思えるようになったのです。

 3rdの話で大分語ってしまいましたが、流石にもう4thの話題に移ります。


 そんな肩に力が入っていた3rdライブに対して、今回の4thライブはどのぐらい血走っちゃってるのかと聞かれると、これが全く力まずにリラックスしているのです。
なんでなのかと考えると、今回の4thライブ、何が飛び出してくるのか分からないからだと思います。
多分2ndライブのようなキャストがメインのライブになりそうな気がするけど、タイトルはアニメ1期のサウンドトラックのアルバム名からとっている。そして何より会場があの東京ドーム。何が来たってビックリなプレゼントってなものですよ。

 何が来るかわからないから構えようがない。というのが正直なところなのですが、あとはあのμ‘sがワンマンライブを終えた場所というのもあって、今一度、あの時のライブに臨んだ気持ちでいたいなと思っています。

 自分にとってのμ‘sのライブは、ファイナルライブのライブビューイングが最初で最後だったので仕様が分からず、みんなの真似をして、取りあえずブレードを振って、付け焼刃ながらに覚えたコールを叫んで………。
まっさらな気持ちでも、めちゃくちゃ楽しかったのは今でも覚えています。まっさらだったから余計なことは感じずに、起こることを受け入れることが出来ました。そして「今が最高!」と叫ぶことが出来ました。

 「今が最高!」からこれ以上最高と思うことは正直無いんじゃないかなと思っていたけど、確かに想いを受け継いでいる18人と出会って、ライブ毎に「最高」の上限値を引き上げてくれて、そんな日々更新される最高の上限値を自分以外にも持ち合わせている方々に出会えて、そして全てのきっかけとなった場所で、「みんな」と一緒に最高の上限値を更新することが出来る。

 まっさらだから叫ぶことが出来たのなら、何が飛び出してくるかわからないライブも、まっさらな気持ちで臨みたいなと思っています。考えるよりも感じるような心持ちでいたいです。





 常々思っていたのですが、ラブライブ!シリーズを通して自分自身の人生を輝かせている人って本当にカッコいいなと思います。
もちろんこのコンテンツの向き合い方は自由で良いと思います。でも、ラブライブ!を階段のようにステップアップする手段として、ラブライブ!の物語も自分の物語も輝かせている方々がいます。それがすごく眩しいのです。


 最近自分が、輝いているなと思っている御一人に「帆を張って進もう」と4thライブの「Sailing to the Sunshine」に合わせた、温かいコメントを頂きました。多分その帆を張って進む先は今回の4thライブに向けてなのかもしれませんが、実は4thライブ前に書こうと思っていたこの記事と、同じことを言ってくれたのが嬉しかったです笑




では改めて…私も帆を張って進みたいと思います。

帆を張った船の動力源は「風」です。

Twitterで知り合えた皆さんは「風」だと思っています。

愛に満ち溢れた、力強く真っ直ぐに吹く風

何も言わないけど、評価を感じる優しい風

情熱的な熱風

辛辣な寒風

そしてまんま台風(笑)


 風に正しい向きなんてありません。どの風に乗るかは自分次第。そして、沢山の風に押されながらも、流されないように進むのも自分次第。それでも辿り着いた目的地は自分だけではなく、船を押してくれた風のおかげ。


 目的地に辿り着いた時、きっと風に向かって私は叫ぶのでしょう。でも、それは目的地に着いてからじゃないと叫べないのでここでは言いません。

 その言葉はあまりにもシンプルで、小っ恥ずかしいですね。でもそんなことを堂々と言いたくなるのが「ラブライブ!」だなって思います。


 では皆さんその日まで、どうかご自愛くださいね。それでは!



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