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【趣味の時間】万年筆沼の入り口を覗いてみませんか?

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万年筆ってすごく堅苦しいイメージありません?文机の前で姿勢を正して、原稿用紙に向かってペンを滑らせ熟考して練られた文を書き記すみたいな。 その私のイメージをぶちこわしたのが、某… もっと読む
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2021年11月の記事一覧

じぶん史上最高額の万年筆をイタリアのお店で通販購入する

じぶん史上の最高額となる万年筆をえいやっと買ってしまいました。 2021年買って良かったものにエントリーできればいいのですが、いかんせんまだ製造中らしく、手元にもお店にも入荷していません。 受注確認メールには 今メーカーと打ち合わせ中さ!12月の最初の頃に完成するから、もう少し待っててね!(要約) とありました。 イタリアでもっとも多い男性名であるマリオ氏からの返事です。 事故が起らなければクリスマスまでには届くでしょう。 届いて欲しい……届かなかったらどうしよう…

【万年筆】憧れのカヴェコ

 先日、僕はこんなことを言っていました。  僕の理性は必死に抗いました。  ただでさえ、インクを抜いて眠らせている割合が高い我がコレクション。これ以上増やしても扱いきれるわけがありません。  まあ結果はご想像の通り。僕の理性は声も小さければ自我も儚いので瞬く間に物欲に敗北。翌週なかばには僕の手元に新しい万年筆――カヴェコ アルスポーツシリーズ2021年限定カラー・バイブラントヴァイオレットが届いたのでありました。  物欲の自制と言えば、春ごろにFerris Wheel

万年筆のペン先調整で書き心地の快適さを取り戻す

Montblanc の万年筆 145すごく書き心地が良い万年筆です。 2018年頃に購入、それ以来普段の仕事のメモを取るのに使っていたが、今回机から落としてしまい、文字が掠れるようになってしまいました。素人目には何が狂ったのはよく分からないのですが。何かしらズレてしまった様です。 販売店に問い合わせ正攻法はお金がかかる。 百貨店の Montblanc 取扱店に問い合わせたところ、「メーカー送りにすると1万円程度で修理になりますよ」とのこと。 その後ご丁寧に 「街の万年筆屋さ

万年筆を買いました(TWSBI DIAMOND 580スケルトン)

ツイスビ―の万年筆、2本目となります。 こちらは、初めてのTWSBI の記事。 台湾製の筆記具ブランドなのですが、国内でもかなり注目されているようです。 思うに、その理由の第一は、「コスパ」ではないでしょうか。 で、単純にコスパではなく、「スケルトンの品ぞろえが豊富で、直接吸入できる」ことが人気のポイントなんだと、勝手に分析しています。 1.TWSBI DIAMOND580(スケルトン Fニブ)前回手に入れた「TWSBI ECO」よりお高めになりますが、それでも私が